2016年後半あたりから、googleアドセンスの1次審査になかなか通らないという記事を多く見かけます。以前はそれほど問題なく審査を通過できたのですが、そのハードルはどんどん高くなってきているようです。
そこで、アドセンスの審査をさっくり通るためのポイントをご紹介します。厳しくなったとはいえ、次のことをクリアーしていれば、問題なく通過できます。
ネットビジネスで最も成約率が高く稼ぎやすいのは、googleアドセンスを活用したクリック報酬型のアフィリエイトです。ネットビジネスが初めての方でも、ほとんど経費をかけずに取り組むことができるのでおすすめのビジネスです。
ただ、アドセンス広告を掲載するには、googleアドセンスのアカウントを取得しなければなりません。これには簡単なブログ審査が必要になってきます。
以前のアドセンス審査は、1次と2次があり2次審査に通過すると広告が表示されていました。しかし、2017年7月以降はひとつの審査に統一されています。
このように審査の流れは少し変わりましたが、審査の基準が大きく変更されたのではありません。通過するためにすることは、これまでと変わらないのです。
googleアドセンスの審査を通るには、アドセンスサイトで公開されている情報に沿って、記事を書いていくことです。ただ、googleが公表しているアドセンスの合格基準は、はっきりとしていません。
こういったことが原因で、惜しくも承認されないケースが増えています。しかし、「審査に通った記事がどういった点をクリアーしているのか」知ることができれば問題は解決します。
このページの目次
独自ドメインで申請する
アドセンス審査用のブログには独自ドメインが必要です。もちろん無料ブログでも、アドセンスの審査を受けることができます。
ただ、無料ブログのドメインはサブドメインですので、これを独自ドメインに変更しなければなりません。独自ドメインを設置せずに申請した場合は、途中で申し込みができないという仕組みです。
ではなぜ、「申請を受け付けないのか?」気になりませんか。あくまで個人的な意見ですが、無料ブログは継続されない可能性が高いからではないでしょうか。
コストがかかっていないので、閉鎖するのは簡単です。というよりも、放置しておけば自動的に表示されなくなります。アドセンスの立場で考えると拡散されないブログを承認しても意味がありません。
また、無料ブログの場合は、個人を特定しにくいです。問題が起こったときに素早く対応できないということも考えられます。
ただ今のところは、無料ブログで申請すると不利になるということはないようです。ですので、無料ブログを使用するのであれば、独自ドメインを設置して申請していきましょう。
無料で独自ドメインに変更できるブログサービスは「SeeSaaブログ」と「livedoorブログ」です。どちらも使いやすいブログサービスなのでご紹介します。
SeeSaaブログに独自ドメインを設置する手順は、こちらから確認してください。
ライブドアブログに独自ドメインを設置する手順はこちらをご覧ください。
サイトの問い合わせ先(運営者情報)を記載する
申請用のブログには、お問い合わせ先を設置したほうが、審査に通りやすいです。コンタクトフォームや連絡が取れるメールアドレスを表示していきましょう。
WordPressを使用しているのであれば、お問い合わせフォームを設定してください。プラグインを使えば簡単に作れます。ワードプレスにコンタクトフォームを設置する手順を説明します。
記事数が少なすぎる
申請するサイトには、ある程度の記事を投稿しておきましょう。投稿した記事数が少なすぎると、審査を通過することが難しくなります。
ペラペラのサイトでは、承認されるまで時間がかかる恐れがあります。ですので、申請する前には10記事から15記事くらいはブログに入れておいてください。
それから、記事を公開する日にちは、バランスよくずらして設定していきましょう。たとえば、1日だけに集中して記事が投稿されていたら、継続されるかどうか不明です。
記事の公開日は選択できるので、ある程度記事を書いたら過去の日にちにも記事を投稿してください。
10記事ぐらいを用意したら、数日くらい間隔をあけて記事の投稿を設定すると審査には効果的です。また記事数が多いほうが、審査には有利です。
記事内の文字数が少なすぎる
以前であれば、文字数の少ない記事、例えば500文字から600文字くらいの記事でもなんなく審査を通過することができました。しかし、2017年以降になると1000~1500文字くらいの文字数が必要です。
記事を投稿する前は、文字数を確認してみてください。ワードプレスなら、エディタ画面の左下に文字数が表示されていますからそこで確認できます。
無料ブログで文字数を確認するなら、軽くてシンプルなSDI形式のHTMLエディタ「Crescent Eve」がおすすめです。文字数がカウントできるだけでなく、HTMLプレビュー機能がついています。この機能を使えば、画像やリンクもテキストに挿入できるので便利です。
また、WordPressを使用している場合でも、コンテンツを作るときは、メモ帳を使ってみてください。直接記事を書いていると、ネット回線やプラグインなどが影響して記事が突然消えてしまうことがあります。
ブログサービスやWordpressで作業をするなら、オンライン上で記事を書くことになります。何らかの不具合が発生した場合、記事は一瞬で吹き飛びます。まさかですが起こることがあるので、注意が必要です。
しかし、メモ帳を使っていれば、オンラインで作業をしているわけではありませんから、せっかく書いた記事が「消えた!」なんてことにはなりません。
それからアドセンスの審査に直結しているわけではないのですが、誤字脱字にも注意していきましょう。文章の誤りを見つけてくれるツールをご紹介します。
また、文字数も重要ですが、コンテンツの質も大切です。たとえば完全なコピペになっている場合、審査に通るどころかぺナルティの対象になってしまいます。
コピペなどでぺナルティを受けてしまうと、圏外に飛ばされるだけでなく、アドセンスの審査を通過するのも余計に難しくなるので注意が必要です。ブログ全体の評価が落ちてしまうことにもなるので、避けるべきです。
特にトレンド記事を書いている場合は、投稿する前にコピペチェックをしていきましょう。無料でコピペチェックができるツールはこちらが便利です。一度に4000文字まで対応してくれます。
ブログ内に広告が表示されているケース
無料ブログには、初期設定で広告が設置されています。アドセンスの審査では、広告が設置されている場合、承認されません。ですので、申請したサイトに広告が設置されているときは、いったんその広告を削除するか、もしくは広告が表示されないブログが必要です。
無料ブログでアドセンスの審査をするには、初期設定で設置されているすべての広告を取り外してから申請してください。
アドセンスの審査用に利用できる無料ブログは、SeeSaaブログとLivedoorブログです。
SeeSaaブログのデフォルト設定になっている広告の取り消し方をご紹介します。
ライブドアブログのデフォルト設定になっている広告の取り消し方は、こちらから確認できます。
googleが禁止している内容が入っているケース
googleのプログラムポリシーに違反しているブログは、審査に通りません。コンテンツポリシーの詳細をご確認ください。
禁止コンテンツの中には、思いがけないものもあります。個人的に気になるのがヘルスケア関連です。AdSenseプログラムポリシーについての詳細は、上のリンクから確認できますが、ここにまとめています。
禁止コンテンツの一覧
- アダルトコンテンツ
- 危険・中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグと薬物関連コンテンツ
- アルコール関連
- タバコ関連
- ヘルスケア関連
- ハッキングとクラッキング関連
- 報酬プログラムを提供するコンテンツ
- 不適切な表現や虚偽表示、情報の隠蔽があるコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ(不快感を与える画像など)
- 武器や兵器を含むコンテンツ
- パスポートを偽造するなど文書の不正行為を助長するコンテンツ
- 法律的に違法なコンテンツ
審査用のブログでは、「禁止コンテンツ」と「コンテンツ内のキーワード」の使用は避けるべきです。
たとえば、育児の記事で赤ちゃんのお〇ン〇ンが汗疹になったということを書いたら、圏外に飛ばされたというケースがあります。
この記事のコンテンツは、もちろんアダルトではありません。ただ、この言葉を多く使用した記事を投稿した次の日に、サイト全体が圏外へ行ってしまったということなので、どうもその言葉が問題だったようです。
ですので、上記コンテンツ内で使われるであろうと思われる言葉は極力避けていきましょう。
リンクは例外なく貼らない
外部へのリンクだけでなく、内部リンクもすべて貼らない状態で申請してください。Facebook、twitter、ランキングサイトなどにも載せないようにします。
それと、画像や動画はないほうが無難です。ただ、以前とは違い画像や動画を入れていても申請が通ったという記事もあるので、それほど神経質にならなくても良いと思います。
ただ、禁止コンテンツに含まれているものは、避けていきましょう。
この7つのポイントに注意して、アドセンスアカウントの申請をしてみてください。審査が厳しいということでも短期間でアカウントを取得できるはずです。
さいごに
googleアドセンスに申請するときの記事は、できるだけシンプルにして下さい。手の凝ったデザインや装飾などは、合否判定の基準にはなっていません。
また、アドセンスの広告コードは複数のブログに貼り付けてもOKです。アドセンスのアカウントは一人につき一つしかもらえませんから、アドセンスのアカウントを取得したら複数のブログに貼り付けていきましょう。
万が一、非承認の通知が届いた場合、また審査を受けるには少なくとも2週間が必要です。この期間は何回申請しても、非承認の通知が自動的に届きます。こちらは気を付けてください。
十分な下準備をしておけば、大丈夫!一発で審査にパスできます。