トレンドアフィリエイトをしている方の大半は、Googleアドセンスを活用されているのではないかと思います。毎日、アドセンス画面を開いて、その報酬をチェックするのが日課になっているのではないでしょうか。
私も、一日のアドセンス報酬が徐々に増えてきたときは、驚きと共に、ものすごく嬉しかったことを覚えています。でも、こんなときだからこそ、気を付けなくてはなりません。
アドセンス広告を掲載したサイトを運営していると、悪質なユーザーがいたずら目的でブログ上の広告を意図的に何度もクリックして、あなたのアドセンスアカウントが使えなくなるように追い込もうとすることがあります。
アドセンスアフィリエイトをしている人の中では、すでに噂されている「アドセンス狩り」というものです。もし、アドセンスの報酬が急激に増えたときは、もしかするとアドセンス狩りが忍び寄っているのかもしれません。
このように考えていれば、いざという時でも、慌てないで対処することができます。
クリック率の確認をする
毎日、アドセンスの報酬画面をチェックするのが日課になっているのであれば、アドセンス広告のクリック率も是非確認することをおすすめします。
クリック率は、アドセンス広告が表示された回数に対して何回クリックされたのかを示す割合のことです。広告のクリック数÷広告の表示回数(インプレッション)×100=クリック率(%)で「CTR」と表示されます。
一般的にアドセンス広告のクリック率は0.2%~1.0%と言われていますが、サイトによって平均クリック率が違いますので、自分のサイトの平均的なクリック率を把握しておいた方が良いと思います。
もし、アドセンス狩りのターゲットになった場合、クリック率が平均よりも異常に高くなります。プログへのアクセスが爆発したわけでもないのに、アドセンスの報酬が急激に増えた場合や、CTRが通常の倍くらいの数値になっているならば、「悪質な第三者による不正クリック」を疑ったほうが良いでしょう。
もし異常に気付いたときには、早急にGoogleへ報告しておくことで、アドセンスのアカウント停止を間逃れることが出来ます。「異常にクリックされているのは、自分がしたわけではないですよ!」とGoogleにみずから申し出ておきます。
ただ、サイトを構築したばかりで、PV数がそれほど多くない場合は、クリック数が異常に高くなることがあります。平均的なクリック数がわかるようになるまでは、通常2週間から1ヶ月くらいはかかります。
なのでスタート時点では、それほど気にしなくても大丈夫です。
不正クリックをGoogleへ報告する手順
では、悪質な第三者による不正クリックをGoogleへ報告する方法をみていきましょう。まずは、下のリンクをクリックしてGoogleアドセンスが用意している「無効なクリックの連絡フォーム」を開きます。
gmailのログイン画面が開くので、Googleアドセンスに登録しているメールアドレスでログインします。
第三者によって無効なトラフィックが発生している疑いがある場合の問い合わせフォーム
Googleが公表している「無効なトラフィックの定義」もあわせて読んでおくことをおすすめします。
フォームを開くとこのような画面が表示されます。
*の印は入力必須項目ですが、できるかぎりの項目に入力します。
- 氏名:フルネーム
- メールアドレス:アドセンスアカウントに登録しているGoogleのメールアドレス
- サイト運営者情報:
サイト運営者 ID を確認するには、googleアドセンスにログインして、[アカウント情報]の ページに飛びます。そこに歯車のアイコンがあるのでクリックしたら [設定] をクリックします。
そこにある[アカウント情報] をクリックすると確認できます。
- 広告コードが表示されているURL:不正にクリックされた可能性の高いサイトのURL
- トピック:クリックしてどちらか一つを選択します。
- クリックが発生した日時:(例)2018年2月27日 13時~14時の間
- 無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分:
CTRが異常に高くなっていることを証明する画像をスクリーンショットなどで撮影して、URLもわかるように記載すると伝わりやすいです。
- 不正な操作………….記入ください。
不正なクリックをしたと思われるIPアドレスがわかる場合はここに記入することをおすすめします。ブログに画像をアップロードするには、FTPソフトのFileZillaが便利です。
無料で利用できるだけでなく、WindowsとMacのどちらにも対応しているので使いやすいです。FTPソフトを使用して、サーバーにコンテンツをアップロードする方法はこちらの記事にかいています。
⇒FileZillaのダウンロード方法と使い方(MACも対応)
入力が終わったら、送信をクリックします。
フォームの始めに書かれてある通り、大きな問題ではない限り、個別に返信がくることはまずありません。返信が無ければ、あなたのアドセンスのアカウントには、悪い影響が出ていないということになります。
アドセンス狩りの対策として、「サイトに広告の表示許可をするための設定」も参考にしてみて下さい。
⇒googleアドセンスの収入を守るには広告の表示許可を設定しよう!
このオプションを設定しておけば、アドセンス狩りの対策は万全です。なので、設定しておくことをおすすめします。