こんにちは、カプリです。
サイトのアクセスを増やすには、検索されたときに上位表示されている必要があります。検索の表示順位は、タイトルや見出し、コンテンツによって大きく左右されます。
特にページのトップ部分になるタイトルは、どんなキーワードを使いタイトルを付けたかによって、表示順位が大きく変わったりします。ですので、使うキーワードとタイトルがアクセスを伸ばすカギとも言えます。
今回はアクセスを増やすキーワードの選び方とタイトルの付け方についてご紹介します。
このページの目次
ビッグキーワードとロングテールキーワード
まずはビッグキーワードとロングテールキーワードの違いから説明します。ビッグキーワードとは、たとえば「酵素」「青汁」「グルコサミン」など、検索ボリュームの多いキーワードのことです。
これに対しロングテールキーワードとは、複数の言葉の組み合わせによって検索されるキーワードのことで、ビックキーワードを軸にして、たとえば「酵素食品の一覧」「青汁の栄養と効能」「グルコサミンの効能・副作用」などのことです。
ロングテールキーワードはニッチキーワードとも呼ばれたりします。ちなみにキーワードの検索ボリュームを調べるなら、ubersuggestとう海外サイトがおすすめです。
以前であればGoogleアドワーズの機能のひとつキーワードプランナーが便利でしたが、月間検索ボリュームを調べるには広告費を支払わなければなりません。
ubersuggestならばキーワードプランナーとほぼ同じ機能が無料で使えますから便利です。使い方については以下の記事で確認できます。
ビックキーワードで上位表示された場合、クリックされる確率は高いです。しかし、下のように競合性が高いケースでは、それをターゲットキーワードにしているブログやサイトが数多く存在することになります。
なので競合性が高いキーワードでは、検索で1ページ目に表示させるのは難しいです。
もし競合が多いのであれば、ビッグキーワードの替わりにミドルテールキーワードやロングテールキーワードを使って、他のサイトとターゲットにしているキーワードが重ならないようにしていきましょう。そのほうが上位表示される確率が高くなります。
ちなみにビックキーワードであるにも関わらず競合性が低いキーワードも存在します。これはねらい目なので、ブログと関連性がある場合は、使ってみてください。
また、ビックキーワードで上位表示されているのに、アクセス数がそれほど多くないということもあるかもしれません。
これはユーザーが探しているコンテンツとタイトルがマッチしていないケースです。ビッグキーワードをつかった場合、カバーする範囲は広範囲になりますから、ユーザーの属性や目的を絞り込むことが難しくなります。
たとえば「お菓子」というビッグキーワードで上位表示されているとします。しかし、ユーザーが「クッキーの焼き方」や「ギフト用のお菓子」を探している場合、これにマッチしたタイトルが表示されていなければ、クリックされません。
ビッグワードで上位表示されているのにクリック率が低いのであれば、タイトルを見直したほうがいいです。たとえば「お菓子の中でも人気バツグン!おいしいプリンの簡単な作り方」といったタイトルにした場合、おいしいプリンを簡単に作りたいユーザーによって、クリックされやすくなります。
こういったことから、ビックキーワードを狙うよりもミドルテールキーワードやロングテールキーワードを使って上位表示を狙ったほうが、効率的です。
検索数の多いキーワードなら、ビッグキーワードを軸にして関連キーワードを含めターゲットにしたユーザーのニーズにマッチしたタイトルをつけてみて下さい。
単独キーワードで上位表示を狙うのではなく何について書かれているコンテンツなのかよく分かるタイトルにすることで表示順位を上げることができます。
ただし「美容整形」「ダイエット」といった検索目的が明確なビッグキーワードの場合、この限りではありません。ユーザーの意図がすでにはっきりしているときは、あえてビッグキーワードで上位表示を狙ったほうが効果的なケースもあります。
なので、ビッグキーワードにするかロングテールキーワードにするかは、アフィリエイトする商品やサービスで使い分けていくといいです。基本的に何度もテストしているとアクセスは増えてきます。
売上につながりやすいビッグキーワードとは
ビッグキーワードには、効率的にアクセスを増やし収益化しやすいものがあります。もちろんすべてがこれに当てはまるという訳ではありませんが、もっとも収益性の高いキーワードは「ユーザーの願望に訴える」キーワードです。
例えば、痩せたい(ダイエット)、長生きしたい(健康食品)、肌を白くしたい(美容)、~へ行きたい(旅行)、お金が欲しい(キャッシング)といったキーワードは、ユーザーの感情に直接呼びかける言葉なのでビジネスとして成立しやすいです。
ネット上で商品が売れる仕組み
サイトで自分の商品を販売しているならば、誰かを通して商品をアピールしたほうが効率的です。というのは、そのほうが売上を伸ばすことができるからです。
ユーザーは賢いですから、どんなに良い商品でも販売者が宣伝している情報を鵜呑みにして、商品を購入することはほとんどありません。
誰もが知っているような有名ブランド商品ならば話は別ですが、名前が知られていない商品では、ほとんどのケースで口コミや評価の検索がされています。そして、販売者が発信している情報を元に購入を決めているわけではなく、外部の情報を頼りに購入しているケースがほとんどです。
サイトは定期的に更新する
サイトは、公開してから育ってくるまで、それなりに時間がかかります。そして、公開した後も定期的にメインテナンスをすることによって、パワフルなサイトを構築することができます。
というのは、誰がどこからアクセスしてくるのか想定できないからです。一つの記事がヒットしてそこから大きくアクセスが伸びていくことも考えられます。
またインターネットの世界はドックイヤーともマウスイヤーとも言われるほど、進化するのが早いです。ドックイヤーとはイヌの一生が人間に比べて1/7であることから、7倍のスピードで進化することを言います。またマウスイヤーとは、マウスの一生が人間の1/18であることから18倍の速さで進歩するという意味です。
このように驚異的な速さでテクノロジーは生まれていますから、時代の流れに遅れないようサイトの更新は非常に重要になってきます。
サイトを随時更新して、有益な情報を発信していけばアクセス数は伸びますし、より収益性の高い安定したサイトが運用できます。
メインテナンスと更新をくり返しているとサイトには価値が出て来ます。なので、初期段階では思うような結果が出なくても、Googleアナリティクスやサーチコンソールといった分析ツールを活用してユーザーのニーズにマッチするようなサイトを作ってみて下さい。
PCとスマートフォンの表示確認はしっかりする
近年はスマートフォンを使用しているユーザーが急増しています。実際に、パソコンよりスマートフォン経由のアクセスは増えていますし、この傾向はいっそう強くなるはずです。
なので、記事を投稿した時には、パソコンの表示画面を確認するのと同じようにその他のデバイスの表示確認もしてください。検索エンジンもスマホユーザーの利便性を重視していますから、スマホ画面の見やすさは重要です。
Googleが無料で提供しているResizerなら、スマートフォン、タブレット、デスクトップでWebサイトの見え方をいっぺんにチェックできます。記事を投稿する前に必ず確認していきましょう。
ちなみにresizerでサイトを確認すると以下のような表示になります。
ここにはスクロール機能が付いていますし、3つのデバイスを同時に確認できるので便利です。また、ブラウザによってデザインが崩れてしまうことがあります。
ブラウザには「Google Chrome」「Edge」「Internet Explore(IE)」「Fire Fox」「Safari」などいくつかありますから、ユーザーによって使っているものが違います。ですので、普段は使用していないブラウザでも、定期的にチェックが必要です。
以上がアクセスを伸ばすキーワードの選び方とタイトルの付け方についての説明です。それでは最後までお読み頂いてありがとうございました。