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SEO対策のやり方|検索順位を高める記事を書くときのテクニック

検索エンジンにヒットさせるには、SEO対策が必要不可欠です。もはやディレクトリー型検索エンジンを利用する企業はほとんどありません。


検索エンジンを意識して記事を書かなければ、検索で上位表示されることが難しくなります。


これまでインターネットを使った検索には、ディレクトリー型検索エンジンとロボット型検索エンジンが使われてきました。しかし今では、ほとんどすべての検索エンジンが、ロボット型になっています。


ですので検索エンジンを意識したブログをつくることが重要です。


そこで今回は、SEO対策の一つとして、記事を書くときのテクニックを紹介します。


Photo by Marten Newhall on Unsplash






SEO対策が必要な訳

本題に入る前に、なぜSEO対策を重視しなくてはならないのか説明します。ここがよく分からないと、SEO対策をする意味がないですよね。何のためにやるのか明確でなければ、やる気にもならないはずです。


誰でも知っている検索エンジンといえば、Yahooやgoogleです。そしてYahooがこれまで導入してきたのは、ディレクトリー型の検索エンジンでした。


ディレクトリー型検索エンジンは、人の目によってカテゴリーに分けて掲載しているので、無駄な情報が排除されます。ですから、効率的に検索できるというメリットがあります。


ただ、ネット上には膨大な数のコンテンツが存在するため、有益な情報をカバーできない(情報を取集できない)といった欠点を持っていました。


これに対してGoogleが導入してきたロボット型の検索エンジンは、広範囲にわたるページ情報を瞬時に検索対象にすることができます。なので、ディレクトリー型に比べ、より最適化されたコンテンツを表示することができるのです。


以前なら国内でトップシェアを誇る検索エンジンといえばYahooでした。しかし、Yahooよりも利便性に優れているということで、普段利用する検索エンジンをgoogleに切り替えた人も多いと思います。


こういったことから、2018年3月からは、Yahooでもロボット型の検索エンジンを導入するようになりました。


SEO対策を施すことで検索に表示できるのは、ロボット型の検索エンジン、またはアリゴリズムで検索順位を決めている検索エンジンです。


ロボット型の検索エンジンが主流である限り、ブログを上位表示させるには、SEO対策を無視するわけにはいきません。良質なコンテンツを投稿しても、自然検索ではまったく表示されないことになるからです。


テキストをどのように書けばいいのか具体的な紹介に入るまえに、SEOに適したブログを大まかに説明します。


SEOに強いブログの基本とは、何について書いているのかはっきりわかることです。また、常に念頭に置いておかなければならないのは、読み手がユーザー「人」と検索エンジン「クローラー」の2者であることです。


優先順位としては、ユーザーの方が上になりますが、検索エンジンに理解してもらい上位に表示してもらわないことには、ユーザーの目に入ることがありません。


こういったことから、どちらにとっても読みやすい、分かりやすい記事を書くことが必要になります。


テクニックの1「ターゲットにしたキーワードはテキストで表現する」

記事を書くときのポイントは、説明したとおりですが、次に重要なのは、ブログの中に選定したキーワードをテキストで入れることになります。


記事を作る場合、文章だけでなく、画像や動画で情報を伝えることもあるかと思います。読み手がユーザーの場合は、特にテキストを記載しなくても、分かりにくいということにはなりません。


しかし、キーワードは必ずテキスト表記にしておかなければなりません。というのは、ブログの読み手には検索エンジンもいるからです。


ちなみに、画像や動画を含んだページのほうが、比較的に滞在時間が長いです。情報が視覚から入る場合は、文章で表現されているより分かりやすいですし、テキストだけのブログに比べ飽きにくいということもあります。


こういった傾向があるので、最近のブログには、画像やyoutubeを投稿したものが多くみられるようになりました。新聞のサイトでさえトップページに表示されているのは、その日のニュースを動画化したものです。


ウェブサイトは読むものから見るものに変化しつつあるのかもしれません。とはいっても、活字の情報は画像や動画とは異なった性質をもっていますから、なくなるということにはならないはずです。


話がそれてしまいましたが、テキストの必要性について説明します。キーワードのテキスト記載は必須です。なぜなら、検索エンジンは、画像や動画が何であるのか理解できません。


なので、内容を解析して認識することが出来ず、テキストなしで配信した場合は、検索でヒットされません。どんなに有益なコンテンツを含んでいる場合でも、テキストを記載していなければ検索エンジンには意味不明なページと認識されてしまいます。


そこで、ターゲットにしたキーワードは必ずテキスト表記にすることが求められます。


例えば、商品の画像を掲載した場合は、それがなんであるのか検索エンジンに理解してもらえるように、その画像の説明を入れたりして、商品が検索されたときに確実にヒットするようにテキストで記載しなければなりません。


ただし、最近の検索エンジンはさらに優秀になってきています。ターゲットキーワードを必要以上に詰め込み過ぎると記事が不自然になり、ぺナルティの対象になることもあるので注意して下さい。


テクニックの2「英文ライティングを使う」

英語で論文を書くときに使われている英文ライティングという技術があります。相手に自分の主張をわかりやすく伝えるための文章の書き方なので紹介します。


Photo by Jess Watters on Unsplash

一つのページの主題はひとつにする

読み手に対し、文章全体を通じてどんなことを伝えたいのか明らかにするには、一つのページの主題は1つにすることです。ページのトピック(主題)を複数にした場合、読み手に伝わりにくいだけでなく、検索エンジンからも良い評価を受けることができません。


検索エンジンはコンテンツを重視しています。よって、何か一つのことを深く掘り下げたブログのほうが高い評価を得やすいです。

結論は最初にもってくる

伝えたいことは一番初めに書きます。起承転結という書き方が日本語では一般的ですが、サイトに適した方法とはいえません。なぜなら、ページの最後まで読まなければ、結論がわからないからです。


読み手の興味を引き出すことが出来なければ、途中で離脱される確率が高くなります。ということで、ページの目玉ともいえる結論はコンテンツの一番初めに書いたほうがいいのです。


「この記事を読むと、こんなことが分かりますよ!」ということは、読み手が一番知りたいことになるので、始めに伝えていきましょう。


そうすれば、そのトピックの結論(主張)に興味を持つユーザーは、コンテンツを読み進めてくれます。ネット上に記事を投稿するならば、結論を始めに書くべきです。


最初に結論を伝え、それに興味を示してくれたユーザーに順を追ってなぜそうなのか、どういったことからそう伝えているのか説明することで、記事を最後まで読んでもらえる確率を高めることが出来ます。

一つの段落(サブタイトル)には一つのコンテンツだけ入れる

一つの段落の中に入れるコンテンツも一つだけにします。サブタイトルは、ページ全体のタイトルを補助するもので、トピックを掘り下げて書くときに入れるかと思います。


例えばブログのタイトルが「SEO対策にも強い、ブログ記事の作り方とは!」で、その方法として「キーワードの選び方、文章の書き方、ブログを紹介する説明文の書き方」といった項目を作ることにします。


この場合、キーワードの選び方について書いているときには、このトピックだけに的を絞って文章を書きます。サブタイトルごとにブロックを作るような書き方です。


こういうスタイルにすることで、コンテンツが長くなってもユーザーにも検索エンジンにも読みやすい記事にすることが出来ます。

サブタイトルの中の結論も始めに持ってくる

サブタイトルの中の結論も必ず最初に書いていきます。基本的に結論を書いてからその理由を書いて、最後に結論で締めくくるという書き方にすることでユーザーにも検索エンジンにも把握しやすい記事になります。


英文ライティングは読み手に伝わりやすくなるように工夫された書き方です。人にもクローラーにもわかりやすく適切に伝えることができるので、参考にしてみて下さい。

テクニックの3「タイトルにはキーワードを入れる」

タイトルには必ずキーワードを含めて下さい。検索エンジンはタイトル内のキーワードを最重視します。本のタイトルと同じで、タイトルを見ればその内容が推測できるように、重要なキーワードはタイトルに入れる必要があります。


例えばこのページでは「SEO対策」「やり方」といったキーワードを含めています。


検索エンジンのアリゴリズムは、人がタイトルをどう理解するのか考慮した設計になっていますから、タイトルは表示順位に大きく影響を与える部分になってきます。


また、キーワードを表示する場所も検索エンジンの認識度と関係しており、たとえば「オリンピック」「東京」の順で検索した場合と「東京」「オリンピック」の順で検索した場合では、表示されるページや表示順位が異なります。


なので、複数のキーワードを含めるなら、キーワードに優先順位をつけてもっともターゲットにしたいキーワードは先頭にいれるようにしてみて下さい。


ユーザーは表示されたタイトルをざっと見て、「求めている情報が載っているのでは?」と思うページをサーチしています。もちろん、上から順に一つひとつのリンクをクリックして、すべてのコンテンツをじっくり見ていく人は、ほとんどいません。


検索エンジンで表示されたサイトをクリックするのは、探している情報が含んでいると推測したページだからです。


ですので、タイトルには検索でヒットさせたいキーワードを含めておくだけでなく、それを見ただけでどういった内容を含んでいるのか、どんなコンテンツに特化した記事になっているのか推測できるようにしておくことが重要になってきます。


もっと具体的にすると、ページのタイトルには、一つもしくは二つくらいのキーワードを必ず入れます。たとえば、SEO対策を紹介する記事を書くならば、SEO対策には高度な技術を必要とするものや、業者に頼むといった方法もありますから、その中のどんな対策を紹介するブログなのかといったことをタイトルに含めます。


ただ、キーワードを意識しすぎるあまり不自然にならないように気を付けて下さい。人が読んでいて表現がおかしいときには、クリックされないことになってしまいます。というよりも、キーワードを強調しすぎてしまうとSEO的にもNGです。

(補足)keywordsとdescriptionの表示

WordPressのエディタ画面の下の方に、キーワードとdescriptionを記入する場所があります。ここは、記入したほうが良いという意見もありますし、ほとんど意味がないという意見もあります。


実際には、<META>タグの内容を考慮してランキングを決定している検索エンジンはほとんどないようです。また、仮に影響するとしても、ほんのわずかではないかと思います。


というのは、メタタグが評価されていた1990年代後半、検索エンジンがこの情報を重視するという特性を利用した悪質スパムが横行したからです。


例えばアダルトサイトなどで使われたスパム行為ですが、メタタグのdescriptionに有名ブランド企業の名前といったキーワードを並べてサイトを表示させ、どんなキーワードで検索しても、リンクをクリックするとアダルトサイトに飛んでしまうということが起こっていました。


このため検索エンジンは、メタタグに記入したコンテンツの概要について、評価の対象にはしないということになったようです。


テクニックの4「画像を利用するときには、代替テキストを入れる」

冒頭でも説明したように、検索エンジンは画像や動画などのコンテンツを理解することが出来ません。なので、どんな内容の画像なのか検索エンジンに伝える必要があります。


確かに、文章にして説明することもできますが、コンテンツによっては画像の説明があると文章がおかしな具合になることも出てくると思います。そもそもこの説明はユーザー向けのものではないので、なんと書いたらよいのか困ることもあるかもしれません。


しかし、この説明がないと検索エンジンには理解してもらえませんからSEO的にはマイナス評価です。ですので、ユーザビリティを替えずに検索エンジンにも内容を伝えることが必要になってきます。


このとき利用するのが「alt」の属性です。「alt」は検索エンジンがどんなことと画像が関連しているか判断するための代替テキストになります。


また、画像ファイルを利用するときには、テキストで説明しているかどうかということに関係なく、必ずalt属性を使って下さい。


例えば、SEOに関する画像を利用した場合、「SEO」と表記することが出来ます。ここに記入するのは簡潔な言葉あるいは文章になりますが、画像と関連性のない言葉は使用しないで下さい。スパム行為とみなされてしまうことがあります。


テクニックの5「タグを適切に使う」

見出しに使われる<h1><h2><h3><h4><h5><h6>といったタグは、検索エンジンに記事の構成を伝えるためのタグになります。


タイトルが<h1>になり、コンテンツの見出しは<h2>から使用します。ですが、タグの順番が乱れている場合、検索エンジンは迷子になります。例えば、<h2>のあとに<h6>が使われていたり、<h2>のあとに<h1>が表示されていたりすれば、検索エンジンにスパムと判断されることもあります。


まとめ


次は、外部リンクの集め方について紹介します。先に書きますが、リンクの購入は絶対におすすめ出来ません。上位表示どころか、圏外に飛ばされることになるので注意して下さい。