こんにちは、カプリです。
今回は自然に外部リンクを増やす方法についてご紹介します。Googleの検索アリゴリズムは非常に複雑かつ精巧になっています。
なので検索エンジンの評価を得るために、例えば外部リンクを購入しても何の意味もありません。それどころか、意図的に評価を上げる行為は、かなり高い確率で手動のぺナルティを受けることになります。
しかし、そうしたリンクに価値があると信じている人がいるので、リンクを販売する業者は後を絶ちません。もしくは外部リンクが優れたマーケティング手法で販売されている場合、その値打ちを信じてしまうということがあるかと思います。
なのでGoogleがぺナルティを課して除外しても、結局のところリンクは販売され続けることになるはずです。ただし本来の検索エンジンの目的やユーザーの利便性を考えるとこれはまったく意味のない行為です。
そしてこんなことをせずとも、安全かつ効率的にアクセスを伸ばす方法があります。まずは自然リンクを獲得するための基本的な考え方から説明します。
このページの目次
自然リンクを獲得するには
すでにご存じのとおり、質の高い外部リンクを獲得するには、有益な情報、誰かに教えたいコンテンツの作成が重要です。当たり前といえばそうですが、どんなに優れたSEO対策をしても、良いものを発信しているサイトには敵いません。
とはいえ、いいコンテンツを作っていれば、アクセスが自動的に増えてきて表示順位が上がってくるのかというとそういうわけでもないのです。
もちろん、情報集めに優れていて、文章を書く能力に恵まれているということであれば話は別です。しかし普通の人が人並みの記事を書く場合は、急激にアクセス数が増えることは稀ではないかと思います。
なぜなら、価値の高い質の良い記事を書いてもドメインパワーが付いていない時期では、検索で表示されにくいからです。ということは、ドメインパワーが付いてくるまで待つしかないのかといえば、そういうわけではないです。いくつかの方法を使うことで、外部リンクを取得することができます。
購入したリンクや自作自演のリンクのSEO効果
冒頭でお伝えしたように、業者から外部リンクを購入したり、自作自演の外部リンクを獲得したりすることは可能です。リンクを購入するのと同様、自作自演のリンクは簡単に作れます。ペラサイトを量産してそこにリンクを貼り付ければいいのです。
ただし、そんなことをしてもSEO対策にはなりませんが、取り敢えずペラサイトの作り方について説明します。
ペラサイトというのは、ペラペラのサイトという意味で、1ページから数ページくらいで作られているサイトのことです。無料ブログを使うこともできますし、ワードプレスで作ることも可能です。数ページのコンテンツが入ったサイトを作れば、それでペラサイトの出来上がりです。
コンテンツの大量生産には、自動的に意味不明なコンテンツを量産するツールを使います。数秒単位で大量の記事を一度に作成できますから、それをペラサイトに貼り付けてリンクを貼れば、ほぼ無制限に外部リンクを取得することが可能になる訳です。
ほとんど手間をかけずとも確実に外部リンクが増えますから、一見、使えるようにも思えます。なのでリンクの購入やペラサイトで外部リンクを増やす行為は、かなり流行った時期もあるのです。
しかしその結果、検索エンジンの信頼性は低下することになり、そのためgoogleは改善策を打ち出してきました。それがパンダアップデートやペンギンアップデートです。このため、こういった手段で外部リンクを獲得していた多くのサイトがぺナルティを受け、圏外に飛ばされるという悲劇が起こりました。
Googleは検索エンジンのコアアルゴリズムの更新をときどき発表しますが、実はGoogleが実装しているアリゴリズムは膨大な数です。そしてどのようなものを導入しているのかについては、具体的に公表していません。
検索エンジンがサイトのコンテンツを正しく評価できないとなるとGoogleの価値は失われてしまいます。なのでこの問題についてGoogleはかなり重視しているのです。
検索エンジンが信頼できないツールになれば、利用者は激減しますし「検索しても探している情報が出てこない？！」なんてことになったらユーザーにとっても不便です。
なので、このような状況を避けるため購入したリンクや自作自演のリンクには手動のぺナルティが科されています。そしてGoogleのアリゴリズムは複雑かつ日々進化していますから、しまいには完全に自作行為の認識ができるようになるかと思います。
つまり、一時的な効果は見込めても、結局はブログの価値を失わせることになるので、絶対にやるべきではありません。
購入したリンクや自作自演のリンクは、すでに高い確率で検索スパムと判断され、手動のぺナルティを受けています。またぺナルティを受けた後に問題点を改善しても、順位が戻ってくる保障はありません。なのでこの場合は、一から作り直しということになるかと思います。
Googleの目的は「ユーザーにとって有益となるコンテンツを提供すること！」ですから、無意味な行為は避けるべきです。では、どうすればgoogleに好かれるリンクを獲得することができるのか説明します。
Googleに好かれるコンテンツを配信する
自然に貼られた外部リンクはSEOで有効です。なので、表示順位をあげたり、アクセス数を集めたりするのに効果的です。ただこれは、ブログを訪問してくれた第三者によって貼られるリンクなので、自分で操作することは出来ません。
質の良い外部リンクを獲得するには、googleに好かれる質の高いコンテンツを配信することが非常に重要になってきます。また、誰かに喜ばれる記事を配信していれば、積極的に外部リンクを集めることが出来ます。なのでまずは、コンテンツの質にこだわっていきましょう。
相互リンクをお願いする
人気ブログや運営年数が長いサイトは、検索エンジンに評価されています１。そこで相互リンクのお願いをしてみるという方法があります。
ただし、規模が大きなブログでは、承認してもらえないケースもあるかと思います。ですのでまずは、個人ブログなど小規模サイトへ相互リンクの依頼をしてみるといいです。こちらのほうが取り組みやすいと思います。とくに同じテーマや趣味を配信している場合は、お願いしてみるだけの価値があります。
ブログランキングのサイトを見れば、カテゴリー別にランクインされているブログを見ることが出来ますし、検索順位チェックツールのGRCを利用すれば、自分のブログと似ているブログを一覧で取得することが出来ます。
また以前であれば、動的リンクに比べ静的リンクは、検索エンジンからの評価が高いと言われていました。でも現在では、両者とも同じ扱いになっています。この情報は、GoogleのMatt CuttsさんがWordpressCamp2007で表明していますから信頼性が高いです。
MattさんはすでにGoogleを退職されてしまいましたが、今日でもyoutubeを検索すれば、Googleに関する有益な情報を確認することができるので参考にされてみて下さい。
相互リンクのための相互リンクサイトは利用しない
相互リンク専門サイトというのをご存知ですか。これは、SEO目的のために存在する相互リンクを作るためのサイトです。
確かに、役に立ちそうなサイトですが、ここでの依頼は絶対にしないで下さい。たとえば、こちらが相互リンクサイトの一例です。
パソコンにセキュリティ対策がインストールされている場合、たとえば画面上にあるリンクの一つ「業種別相互リンク（SEO対策）」をクリックすると下のような危険サイトの表示になります。
相互リンクサイトにあるリンクの場合、検索エンジンからの評価は一切受けることが出来ませんし、ここで取得したリンクを貼り付けると、インデックスから削除されたり、圏外に飛ばされたりすることも少なくありません。
また、相互リンクサイトの表示がなくとも、リンクだけしか表示されていないサイト（コンテンツが無いサイト）はその可能性が高いです。
検索エンジンにスパムと判断されることになりますから、注意が必要です。
相互リンクの依頼の仕方
はじめに相互リンクを作成する手順を説明します。
- リンクするサイトやブログを選ぶ
- 相手サイトのリンクを自分のサイトに貼る
- コンタクトフォームからリンク依頼のメールを出す
- 相互リンク先の一覧表をつくる
リンクするサイトを選ぶ
ここは相乗効果を狙いたいので、自分のブログと関連性の高いサイトで、ブログのユーザーに知って頂きたい情報を配信しているサイトやブログを選んでいくと良いと思います。
ブログのユーザーが他のサイトへ離脱してしまうとも考えられますが、逆に相互リンクを貼ったサイトから流入してくることもあるのでwin to winの関係が築けるわけです。
リピーターを増やしていくには、良いコンテンツを配信することに集中してみて下さい。
それから、相互リンクを貼ったサイトが、運用年数が長かったり、アクセス数が多いならば、ユーザーを大きく伸ばすチャンスになるかもしれません。
相手のサイトのリンクを自分のサイトに貼る
リンク依頼をする前に、相手のリンクを自分のサイトに貼っておきます。リンク依頼のメールを出すときに「自分のサイトのこのページに貼っています。」といったメッセージを添えることが出来ますし、相手もどんなサイトのどの場所にリンクが貼られているのか確認することができるので、承認を得やすくなるかと思います。
コンタクトフォームからリンク依頼のメールを出す
相互リンクの依頼を出すときのやり方ですが、自分のサイトに相手のリンクがあることを伝えていきましょう。
「何故そのリンクを貼ることにしたのか、コンテンツのどういったところが気に入ったのか」ページを読んだ感想を付け加えてみてください。そのほうが相手に気持ちが伝わりますし、相互リンクがうまくいきます。
相互リンク先の一覧表をつくる
相互リンクを作成したテキストを作成しておくと便利です。というのは、リンクを貼ったサイトが閉設されたり、URLが変更されたりすることがたびたびあるからです。
ですので、相互リンク関連の一覧表を作成して、リンクを貼ったサイトやブログはトラックしていくことが大切になってきます。
記事が少し長くなりすぎたので、ここでいったん区切りたいと思います。この他にも自然リンクを増やすテクニックがいくつかあるので下のリンクを参考にしてみて下さい。
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