記事に外部リンクや内部リンクを貼るときには、別タブで開くようにしたほうがユーザーに対して親切です。また、外部リンクを貼る場合、そのサイトが信用できるサイトではないときや有料リンクのときには、rel=”nofollow”を追加したほうが好ましいです。
例えば、外部リンクを貼ったサイトが悪質なリンクを保有している場合、あなたのサイトにも影響が及ぶ可能性があります。
しかし、毎回外部リンクを貼るたびに一つひとつ設定するのは、けっこう面倒です。WP External Linksというプラグインを利用すれば、これらの作業を自動化することが出来ます。
当記事では、外部リンクに対して必要な作業を自動的にしてくれるプラグイン「WP External Links」のインストールと使い方について丁寧にご紹介します。
このページの目次
WP External Linksのインストールと有効化
管理画面の「プラグイン」から新規追加をクリックします。
キーワードに「WP External Links」と入力して検索してから「今すぐインストール」をクリックします。
「有効化」をクリックします。
すると管理画面のメニューに「External Links」が追加されますのでクリックします。
「WP External Links」が開きますので、まずは「External Links」から設定していきましょう。
External Linksの設定
「Setting for external links:」の「Apply these setting」にはチェックマークが入っています。ここがチェックされているとこの設定が有効になります。
次に「Open external links:」は外部リンクをどのように開くかという設定です。初期設定では、「-keep as is- 」となっていますが、別ウィンドウかタブでそれぞれ開く場合、▼をクリックして「each in a separate new window or tab」に変更します。
「Overwriting existing values」は元の設定を上書きするかどうかということなのでチェックを入れます。
「Set follow or nofollow」はリンクパワーを与えるかどうか選択するところです。「-keep as is- 」の▼をクリックしてパワーを与えない場合は「nofollow」を選択します。「Overwriting existing values」は「nofollow」に変更した場合、チェックを入れて下さい。
(注)外部リンクでも、コンテンツが素晴らしいサイトや本当に良いと思う記事にリンクを貼る場合、相手は良い意味でパワーをもっていますから、あなたのサイトにもプラスの影響があります。ここでは外部リンクを「nofollow」にする設定をしていますが、価値の高いページのリンクを貼った場合は、設定から除外していきましょう。
その手順は後ほど説明します。
「Also add to rel attribute:」の「noopener」にあるチェックは、WordPressが推奨しているため残します。「Set title:」には{title}が入っています。しかしSEOの効果はなく変更の必要はありません。「Add CSS class(es)」も空白でOKです。
「Choose icon type:」はアイコンの種類を選択します。画像・dashicon(記号)・Font Awesome(アイコンを文字として扱うこと)の3種類あるので、好きな表示を選んで下さい。
例えばアイコンタイプに「Dashicon」を選択して「Choose dashicon」に以下ののようなマークを選択できます。「Icon position」でアイコンを表示する位置(右or左)を指定します。「Skip icon with」にチェックを入れると画像にはアイコンが表示されなくなります。
「変更を保存」をクリックします。
Internal Linksの設定
ここはとくに設定する必要はないと思います。変更したい時は、「Apply these setting」にチェックを入れて「External Links」を参考に変更してみて下さい。
Excluded Linksの設定
Excluded Linksは、除外したいリンクがある場合の設定です。
Exceptionsの設定
ここでは例外を設定することができます。まずは「Apply setting on:」から見ていきましょう。「All contents(the whole page)」にチェックを入れると記事・コメント・すべてのウィジェットからこの設定を除外することが出来ます。また、除外したい項目がある場合は、それにのみチェックを入れます。
除外したいページがある場合は「Skip pages or posts(id’s):」にそのページのidを入れます。また、除外したいクラスがある場合は「Ignore Links by class:」にそのクラスを入れます。複数あるときはカンマで区切って下さい。サブドメインがある場合は「make subdomains internal」にチェックを入れることで内部リンク扱いになります。
「Include external links by URL:」はこの設定を有効にしたいリンクがあるときにそのurlを「ドメイン」「ディレクトリ」「ページ」の単位で記入します。
また「Exclude external links by URL:」はこの設定を除外したいリンクがあるときにそのurlを「ドメイン」「ディレクトリ」「ページ」の単位で記入します。
「Own setting for excluded」は、除外したリンクを内部リンクとして扱う場合「Treat excluded links as internal links」を選択します。「Own setting for excluded links (extra tab)」を選択すると除外リンクの設定が適用されます。
「Skip<scrip>:」にチェックをいれると<scrip>で囲んだところは適用されなくなります。「Skip mail to links:」にチェックをいれたときはメールのリンクは除外されます。
「Exceptions」の設定に変更を加えた場合は「変更と保存」をクリックします。
Admin Settingの設定
Admin Settingには、初期設定でチェックが入っていますが、ここにチェックが入っていると管理画面のメニューにExternal Linksという表示がされます。その他には意味がないので、メニューが複雑にならないようにチェックを外しておくと良いと思います。
チェックを外したら「変更を保存」をクリックします。
以上がWP External Linksのインストールと使い方です。