当記事ではコピーの売り込み率を高める19のテクニックをご紹介します。実際にテストし、その効果が確認できたものなので参考にしてみてください。広告で使えるだけでなく、記事を書くときのアイディアにもなります。
このページの目次
- 1 相手を中心に現在形で書く
- 2 小見出しを上手に使う
- 3 画像の下にキャプションを入れる
- 4 わかりやすい表現を使う
- 5 簡単な言葉を選ぶ
- 6 情報を無料で提供する
- 7 スタイルコピーとセールスコピー
- 8 好奇心を駆り立てる
- 9 具体的なコピーにする
- 10 長いコピーにする
- 11 コピーは多めに書く
- 12 競合相手のメリットになり得る表現は避ける
- 13 通販のレスポンシブ広告の方法をメルマガなどに適用する
- 14 誇大コピーか控えめコピーか
- 15 小手先のキャッチフレーズは使わない
- 16 他人の意見を入れる
- 17 通信カタログのセールスコピーを参考にする
- 18 これが最初で最後の広告であるように書く
- 19 いますぐに行動してもらうように締めくくる
相手を中心に現在形で書く
コピーは現在形で相手を中心に書くこと。たとえば、「痩せてほっそりしたと人が感じるのは、これまでパンパンで履くことの出来なかったジーンズに足がスーッと入ったとき」ではなく、「痩せてほっそりしたなと自分で感じるのは、これまでパンパンで履くことの出来なかったジーンズに足がスーッと入ったとき」とします。
「人々がぐっすり眠れるのは、トゥルースリーパーを使っているとき」ではなく、「ぐっすり眠れるのは、トゥルースリーパーを使っているとき」と書きます。
文章の主体はあくまで読み手にして書くこと。
小見出しを上手に使う
広告にかぎらず、記事にも見出しは入れていきましょう。その主な理由を2つ説明します。
見出しが入っていれば、すごく忙しい人でも、ざっと目を通してくれる可能性が高いです。つまり、見出しがあると内容を大まかに伝えられます。トップのタイトルに興味がなかった人でも、面白い小見出しがあれば読み始めるかもしれません。
ある健康食品広告の見出しと小見出しを見て下さい。小見出しでメッセージを簡単に伝えるのと同時に興味を掻き立てている点に注目。
見出し:40代女性のエイジングケアとは
小見出し1:やらなきゃ損、ただでキレイになれる10の方法
小見出し2:20代のお手入れでは効果がない理由
小見出し3:毛穴の黒ずみの取り方
小見出し4:320円(送料)をお送りください。「老けた顔がみるみる若返るサンプルセット(3000円分)」を差し上げます。
無料だけを狙ってくる人からの応募を避けるなら、サンプルやパンフレットを提供するときは値段を付けること。。ただし、高くしすぎてしまうと見込み客を失うことになるので注意。
それから似たような広告で同じようなオファーを出している広告をチェックする。このとき広告自体が似ていること、オファーのしかたが似ていること、この2つが重要です。
あとは効果があるかどうか、どんどんどんどんテストします。
画像の下にキャプションを入れる
新聞や雑誌に画像が使われているとその下には必ずと言っていい程キャプションが入っています。画像で興味をそそり、それが何を意味するのか言葉にすることで相手の注意を引けるからです。
たいていの人は画像の下についている短い説明を無意識のうちに読むという癖があります。何気なしにみていますから、この習癖を広告に使わない手はありません。
画像を使ったら、キャプションは必ず使っていきましょう。広告のビジュアルには簡単な宣伝文句や人の興味をそそる短いメッセージをしっかり入れること。
「コピーを読む人より、ビジュアルの下のキャプションを読む人のほうが多い。だから、キャプションなしのビジュアルを入れてはいけない。キャプションにはブランド名や売り物、ベネフィットをいれること。」
デビッド・オグルヴィ著書「売る広告」より
わかりやすい表現を使う
どんなに技巧を凝らした文章でも、主旨が伝わらなければ意味がありません。だから文章は、
伝えたいことが短い時間でわかるようにすること!
もう少し説得力のある言葉でお伝えすると….
「広告の1番重要な役割は、注目のすべてを商品全体に集めることであり、その商品の説明テクニックに集めることではない」
ロイ・ダースティン著書「ジス・アドバタイジング・ビジネス」より
簡単な言葉を選ぶ
出来るかぎり簡単な言葉を選ぶこと。難解な言葉でも理解できるひとはいますが、たいていの人には短くて簡単な言葉のほうが伝わりやすいです。
一番わかりやすいのが、会話で使っている言葉。コミュニケーションをとっている時、人は短くて簡単な言葉を使います。そうではないと自分が何をいっているのかわからなくなってしまうし、聞いてる方もさっぱり理解できないことになるからです。
情報を無料で提供する
興味をそそる方法のひとつは、無料の情報を盛り込むこと。無料でベネフィットを提供できるなら、セールストークを書く前にそれを書いたほうが断然効果的です。
セールストークが先になっていると、ベネフィットを伝える前に読むのをやめてしまうかもしれません。
警告 今後3年以内に独立したい方への吉報
日給1万円の人が1日に1万2000円稼ぐ方法を教えることはできます。月収、40万円の人が月に60万円稼ぐ方法を教えることはできます。
でも、年収800万円の人に8000万円稼ぐ方法を教えるのはムリです。なぜなら雇われている人から雇う人にならなければいけないからです。どんなに才能豊かな人でも、雇われている限りせいぜい1500万円どまりです。
しかし、ビジネスのセンスを磨けばかなりのところまで行けるでしょう。現代のビジネスチャンスは従来のものとは違います。インターネットというものが登場したおかげで、ほとんど資金をかけずに大きな利益を稼ぐことが可能になったのです。
スタイルコピーとセールスコピー
広告で使われているコピーには次の2つの種類があります。
- スタイルコピー
- セールスコピー
スタイルコピーには、形容詞がたっぷり使われているという特徴があります。例えばこちらをご覧ください。
この化粧水を7日間だけお試しください。きっとご満足頂けます。女性ならうっとりしてしまうほんのりとした心地よい香り。使ったあとの肌には柔らかさとみずみずしさ、そして透明感が戻ってきます。
次はセールスコピーです。
こちらの化粧水はコラーゲンとアミノ酸で出来ています。その他の成分は一切使用していません。保存料、芳香剤など化学的な成分を含まない化粧品です。良質のコラーゲンそしてアミノ酸のみを使用していますので、敏感肌の方でもご利用いただけるかと思います。美容業界では有名な○○先生もおすすめの化粧品です。
スタイルコピーは具体的な事実に基づいた主張ということではなく、相手の心を刺激するのではという推測のもとに書かれていますが、セールスコピーは証拠に基づいて書かれていることに気付かれたと思います。
スタイルコピーが「うっとりしてしまうほんのりとした心地よい香り。」で「肌には柔らかさとみずみずしさ、そして透明感が戻ってくる」というアピールをしているのに対し、セールスコピーは「コラーゲンとアミノ酸のみ使用」「保存料、芳香剤は含まれない」と言っています。
どちらが優れているということではないですが、企業がよくつかうのは宣伝効果の追跡ができるセールスコピーです。
好奇心を駆り立てる
好奇心に訴えることで売り込みを容易にすることができますが、読み手を満足させてしまうと効果を失うことになります。好奇心を駆り立てるコピーの例を見て下さい。
この本は人生で一度は読んでみる価値のある本です。またたく間に金持ちになっていく方法が書いてあるからです。
この本を読めば、学校では教えてくれない真実、お金を稼ぐ本当の方法がわかるのです。たくさん勉強する、一生懸命働くそんなことではありません。
そしてそこに書かれていることを実行している人のほとんどが、以前とはまるで違った人生を送れるようになっています。
ほんの数週間前に出版されたのですが、すでに増刷されることになり注文が殺到しています。でもなぜ、これほどのベストセラーになったのでしょうか。
答えは簡単です。この本が男女問わず、年齢に関係なく、お金持ちになる本当の方法を教えてくれるからです。
このコピーは、お金持ちになるための方法そのものについては触れていません。本を読まなければ、それはわからないのです。好奇心に訴えかけるこの方法は、メルマガ購読者や会員を募るときでも応用できます。
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どのような方法があるのか。このレポートの中で具体的に説明しています。何かを購入しなければならないわけではありません。今すぐダウンロードして下さい。
お金の知識に関する具体的な説明は書かれていないことに注目!読んだ人にわかるのは、お金の問題を解決するための方法があり、このレポートの中でそれが説明されているということだけです。
もし、ここにその具体的な方法が書かれていたら、わざわざレポートをダウンロードする人はいないかもしれません。
具体的なコピーにする
具体的な数字はおおまかな数字よりも説得力があります。たとえば、今月の売上台数「2万台突破!」とするよりも「今月の売上台数「21,079台!」とした方が事実らしく聞こえます。
おおよその数字を使うと読み手に「誇張して書いているのでは?」もしくは「本当なのだろうか?」と思われてしまうのです。ただ、だいたいの数字で書かれている広告が多いのは、そのデータを集めるのに時間と労力が必要だからです。
長いコピーにする
一般的には長いコピーの方が短いコピーに比べて説得力があります。とくに広告で直接の宣伝効果を追跡している広告主は長いコピーを使っています。ネット上には長いコピーがいくつもあるので参考になります。ここでは画像を主体としたものではなく、文章がメインになっているセールスコピーをご紹介します。
買いたいと思わせるのがコピーですから、注意しながら見て下さい。
ただし、画像や写真が具体的な内容を多く語っている場合は短いコピーも有効で、宣伝効果も高いです。
コピーは多めに書く
広告を書くスペースが決まっている場合でも、実際にのせる文字数よりも多めに書くこと。そこから本当に要らない部分を削っていくほうが最後には優れたコピーができやすいです。
ただ、短いコピーのほうが効果的かというとそうではありません。長いコピーを書くスペースがあるなら、長いコピーのほうが断然おススメです。
長いコピーを書く場合も短いコピーを書く場合も、実際に使う文字数よりはるかに長くかくこと。500文字くらいのコピーを書くなら、その倍の1000文字くらいを書いてそれを削るほうが質があがります。
競合相手のメリットになり得る表現は避ける
たとえば宣伝している商品がお店で出しているスパゲティだとします。この場合、どこが他のお店と違うのかなぜおすすめなのかを伝えたほうが、スパゲティ全体のおいしさや魅力といったことを伝えるよりも自社製品の宣伝になります。
もっと良い書き方は、全体的なおいしさ、魅力といったこととブランド化されたメッセージをまとめて伝えることですが、意外と重要視されていないので注意すること。
通販のレスポンシブ広告の方法をメルマガなどに適用する
メルマガを送る目的は、注意を引き、好奇心を掻き立て、行動するようにすることです。通販の広告と同じようにメルマガを書けば、効果の高い宣伝になります。
つまり、見出し、コピーの冒頭部分、小見出し、コピーの長さ、コピーの書体など、それこそレスポンシブ広告をつくるときとそっくりに書いてみること。
誇大コピーか控えめコピーか
最近の広告は、控え目な表現をつかうほうが多いようです。でも、そのほうが誇大コピーより宣伝効果が高いこともあります。まずは誇大広告の例を見て下さい。
ご自宅で簡単に高収入の仕事につけます!
土地売買の専門家になれば、高収入が得られます。いますぐこのコースに申し込んで、最高の仕事を手に入れませんか。面白くてすぐに理解できますし、最後まで面倒を見ます。「空き時間を利用した宅建の通信講座」です。
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この宅地建物主任士講座はわかりやすく、徹底して全ての問題を網羅しています。年齢、学歴、職歴に関係なく誰でも簡単に短期間で「宅地建物取引の専門家」になって高収入が得られるチャンスです。
次に控え目ながら説得力のあるコピーをご紹介します。
現在30歳で何か物足りないと思っている方へ
30~35歳は人生でチャンスをつかむうえでとても重要な時期です。この時期に勝ち組コースへ向かうかずっと憂き目をみるままになるか決まるのです。この時期が過ぎていくのを何もしないでただ見ているだけの人が大勢います。
「もっと稼がなくては」と思いながらも、肝心のプランがない。「ここにいたらうだつの上がらない社員として終わる」と言いつつ、突破口を見出せない。
「いまはなんとかなっているけれど、このまま人生が終わっていくのか」
いつもこんな考えで頭の中がいっぱいで、なすすべのない方にこそ、このメッセージを読んで頂きたいのです。口先だけでいっているのではありません。
最初に1つだけはっきりお伝えします。あなたが私たちを必要としない限り私たちもあなたを必要としません。人生に物足りなさを感じている人には、何かをしようとしている人とそうでない人がいます。後者の方には申し訳ございませんが、当研修をおすすめできません。
私たちが高く評価されているのは、研修を受けられた方々がその後研修に見合った収入と地位を手に入れているからなのです。私たちもこれまでの評価を維持しなければなりません。
ご自分で努力されない方を成功に導くことはできませんし、何かを無理におすすめすることでは決してありません。
小手先のキャッチフレーズは使わない
誰にでもわかるような事実と異なるキャッチフレーズは使わないこと。どう考えても明らかにそうは思えない言葉は、読まれないコピーになります。
他人の意見を入れる
なかなか難しいですが、率直にコピーの意見をしてくれる人がいる場合は積極的に聞いてみるべきです。たいていの人は誰かの気持ちを傷つけたくありませんから、良い意見しか聞けないかもしれません。
でも、本音を言ってくれる人から厳しい意見が出た場合は、ラッキーです。
通信カタログのセールスコピーを参考にする
大手の通信カタログのほとんどはレスポンシブ広告の手法で作られています。売れるからそういうことをしているので、これぞと思う通信カタルグが手元にあるなら、徹底して研究するべきです。
これが最初で最後の広告であるように書く
この広告が読まれるのは、これが最初で最後という意識で書くこと。読み手がその広告を目にするのが1回きりと考えて重要なセールスポイントはすべて盛り込むこと。
その広告で伝えなかった訴求ポイントは、「相手が既に知っていることかも」という思い込みは持たないこと。
いますぐに行動してもらうように締めくくる
通信広告の最後には、「いますぐお申込みを」など行動を促す言葉が入っています。ランディングページや通常の広告にも、「限定商品」「残りわずか」「本日限り」など、すぐに行動してもらうように締めくくったほうが効果的です。
もしそこに、なぜいますぐ行動するべきなのかの理由があれば、より強力なコピーが出来上がります。