アフィリエイトについてわかりやすく丁寧にご紹介します。アフィリエイトというと、「何となく怪しいビジネスなのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
しかしアフィリエイトとは、正々堂々おこなうことのできるれっきとした職業です。そして正しい方法を使い継続すれば、専業以上に稼げるようになります。
アフィリエイトを簡単に説明すると、小さな広告代理店です。あなたが運営しているサイトで広告主の商品を紹介して、商品が売れたら報酬が支払われる仕組みです。報酬は商品の購入者から支払われるのではなく、広告主から支払われることになります。
つまりネット上に広告代理店を開いて稼ぐというビジネスです。
このページの目次
アフィリエイトのメリット
まずはアフィリエイトのメリットから説明します。アフィリエイトのメリットは、ほとんどお金をかけずに始めることができること、そして資格や専門的な技術が必要になるわけではないことです。
あなたが紹介する商品やサービスは広告主のものですから、自分でお店や売るための商品・サービスを用意する必要はありません。つまり、在庫を抱えなくてよい、赤字になるリスクが少ないビジネスです。
もしこれがカフェだとしたら、その材料、厨房、テラスなどをすべて用意しなければなりません。お客が来ないとなったら、大きな損失を招くことになります。アフィリエイトは商品がまったく売れないということでも、出ていくものが限られていますから大損害にはなりません。
それから最低限の初期費用は必要ですが、パソコン、サーバー、ドメインの3つとネット環境が整っていればそれで始める準備が出来ています。
場所や時間を選ぶ必要もないので、一人で好きなときに作業をすればいいわけです。
アフィリエイトのデメリット
もちろんメリットだけではありません。サイトが育つには、それなりに時間がかかります。6ヶ月から1年くらいは根気よく記事を作成しなければなりません。作業が地味なため、忍耐力が必要です。
それから独学で始める方が多いですが、実際に収益を出している人(教科書)から学ばないと、ほとんど収益にはなりません。正しい方法で継続することで初めて収益が出てくるビジネスです。
ノウハウを身に付け継続することこそが、アフィリエイトで成功するポイントになります。
アフィリエイトの報酬と期間の関係
アフィリエイトの報酬は作業量と知識に関係していて、二次曲線のように比例すると言われています。しかし、ほとんど報酬にならない期間が長いと考えて下さい。
しかし収入が増えてくると少ない作業量で収入が伸びてきます。また、保有しているサイトの数が増えてくれば、一つひとつのサイトから得る収益はそれほど多くなくても、かなりまとまった金額になります。
ただし実際には、アクセスが増えたり減ったりしながらサイトは育っていくので、きれいな二次曲線で伸びていくというわけではありません。
アフィリエイトの種類(ユーザーの行動別)
一口でアフィリエイトといっても、成約しやすいものとテクニックが必要になるものがあります。まずはやさしい、成約しやすいものからご紹介します。
始めてアフィリエイトをおこなうなら、クリック報酬型の「アドセンス」が一番やりやすいです。クリック報酬型とは、広告がクリックされただけで報酬が発生するタイプのアフィリエイトのことです。
サイトやブログユーザーの見やすい場所にアドセンスの広告を設置する方法です。クリックされる率は低いもののテクニックは必要ありません。アドセンスはクリックしても支払いの義務が発生するわけではないので、ユーザーの興味や関心につながれば、クリックされます。
だから初心者には向いていると思います。どんな広告を設置しなければならないとか考える必要はないですし、売るための文章を書かなければならないということもありません。
売り込みのテクニックを必要としない、短期間でも成果が出やすいのがクリック報酬型のアフィリエイトです。
クリック報酬型の特徴
- クリックされただけで報酬が発生する
- 報酬単価が数円~数十円のものが多い
- 広告はサイトのジャンルに合わせて選ばれる(アドセンスの場合)
- アドセンス広告を貼るにはサイトの審査が必要
成果報酬型
次にハードルが少し高い成果報酬型のアフィリエイトをご紹介します。アマゾンアフィリエイトや楽天アフィリエイトは有名です。ほかにも様々な種類のASPがあります。成果報酬型とは紹介している商品やサービスが売れたときにのみ紹介料として報酬を受け取ることができるアフィリエイトです。
案件にもよりますが、アドセンスとの大きな違いは、報酬単価が高いこと。アドセンスなら1クリックにつき、数円から数十円くらにしかなりませんが、成果報酬型のアフィリエイトには1成約につき、数千円くらいになるものがゴロゴロあります。
ただし繰り返しになりますが、こちらはユーザーに納得して商品を購入してもらわなければなりませんから、売るためのスキルが必要です。
成果報酬型の特徴
- 商品が売れると報酬が発生する
- 報酬単価は様々
- 高いものは8割近くが報酬
- 自分で商品を購入して稼ぐ自己アフィリの案件がある
- 有名なASP(広告主)は楽天、アマゾン、A8、インフォトップ、バリューコマースなど
ほかにも2ティア型というアフィリエイトもあります。これはあなたが紹介した商品を購入した人が、同じ商品を誰かに紹介して成果を出した場合に発生する報酬ですが、主流ではないので気にする必要はないと思います。
アフィリエイトの種類(媒体別)
アフィリエイトで使われる一般的な媒体は次のとおりです。
- サイトアフィリエイト
- PPCアフィリエイト
- メルマガアフィリエイト
- SNSアフィリエイト
アフィリエイトに使える媒体について説明します。まずはサイトアフィリエイト、これは広告を貼り付ける媒体でもっとも使われている方法になるかと思います。
サイトアフィリエイトには、短期間だけ爆発的にユーザーを集めるサイトと、長期的に一年を通して商品を売ることができるサイトがあります。
短期型のサイトは、イベントなどを扱ったサイトです。たとえば、ハロウィンに特化したサイトやクリスマスに特化したサイトなら、その期間はかなりのアクセスが見込めます。しかし、時期をすぎるとほとんどアクセスがなくなります。
短期型のサイトのほとんどは一発型で、15~20記事くらいで作られ更新はされません。それから報酬単価は低めです。ただしライバルの少ない分野を狙えます。
長期型のサイトは、期間によって爆発的に売れるということではなく、継続して成果を見込めるサイトです。記事のボリュームも更新も必要で、報酬単価、ライバルは様々です。
PPCアフィリエイト
PPCアフィリエイトとはクリック課金広告を使い検索で上位表示させて集客を行なうアフィリエイト手法です。つまり、損失を招くリスクの高い方法になります。
広告料を支払えば、上位に表示されるので当然アクセスは増えます。しかし広告代が報酬を上回ることもあります。そのため一時期流行った方法ですが、現状はあまり使われていない技法です。
その他にもメルマガアフィリエイトやソーシャルメディアを使ったアフィリエイト手法があります。
まとめ
- アフィリエイトは少額の経費で行うことの出来る初心者にも参入しやすいビジネスです。
- ユーザーの行動を基に種類を分けるとクリック報酬型、成果報酬型、2ティア型に分けることが出来ます。
- 媒体別で分けるとサイトアフィリエイト、PPCアフィリエイト、メルマガアフィリエイト、SNSアフィリエイトがあります。
- 始めてやるなら、サイトアフィリエイトで(クリック報酬型か成約型)がやりやすいです。