今回はWebマーケティングの中でも長期で使える
非常に効率的なアーティクルマーケティングを紹介します。
ただしgoogleは大規模なアーティクルマーケティングは
推奨していません。
というのもユーザーが本当に必要としている情報が
検索で上位表示されない可能性が出てくるからです。
しかしコスパの高いマーケティング手法なので参考になるかと思います。
このページの目次
アーティクルマーケティングとは
アーティクルは記事のことで、
アーティクルマーケティングとは
記事を使ったマーケティングのことです。
具体的には投稿した記事・ページをリンクフリーにして
「あなたのブログでこの記事やコンテンツを自由に引用してもOKですよ!」
というようにしてコンテンツを拡散していく方法になります。
ブログ記事だけでなく、動画、無料レポート、e-bookなど
Web上に投稿しているコンテンツに対して
アーティクルマーケティングを行うことが可能です。
たとえばあなたがすごく役に立つSEO対策の記事や動画解説、
レポートを作ったとします。
そこに「このコンテンツはサイト名と当URLを記載して頂ければ、
ご自由に使って頂いてもかまいません。」
など書いておけば、本当に良いと思ってくれた人は
ブログ等で引用してくれます。
つまり外部リンクを貼ってもらうことになるわけです。
たとえばその記事を読んで「本当に素晴らしい、これは使えるネタだ!」
と思ってくれたAさんは、記事の一部を引用して
ブログに投稿してくれたとします。
その記事をみたBさんはAさんのブログに貼ってある
その記事のURLからあなたのブログに来てくれる
可能性が出てきます。
たくさんの人に引用してもらえればもらえるほど、
あなたのコンテンツが拡散されるので
表示される回数が増えるわけです。
記事を引用してもらうメリット
ユーザーはぱっと見で広告と分かるようなリンクを
クリックしないことのほうが多いです。
それとは逆に口コミやレビューなどで紹介されている
商品リンクはクリックされやすいです。
アーティクルマーケティングは他のブログやサイトで
紹介されているリンクなので、広告リンクのような
売り込み感がありません。
ですのでPPC広告リンクに比べ
はるかにクリックされやすいです。
それからアンカーテキストを含んだ外部リンクを
大量に保有することが出来れば、継続したSEO対策にもなります。
広告費を支払って記事を投稿した場合、
検索で上位表示されるので当然アクセスは増えます。
ただし、広告出稿をストップしたら
そこでアクセス数は途絶えます。
一方、アーティクルマーケティングなら
外部リンクが残っていくのでSEO対策にもなり、
検索の表示順位やアクセス数も維持できます。
それだけでなく外部からの被リンクが多いのであれば、
たくさんの人が共感しているサイト
ということになるのでブログをブランドにすることも可能です。
記事を引用するメリット
アーティクルマーケティングは引用してもらうほうに
メリットがあるだけでなく引用する側のメリットにもなります。
どういったことなのかといえば、記事ネタがないというときに解消できます。
何を書けばいいのかわからないという場合、
良い記事を紹介してそれについてコメントをすることで
オリジナル性はでてくるので、SEO的にもOKです。
たとえばまとめサイトはいい例です。
たくさんのブログやサイトで書かれていることを
まとめて紹介しているわけですが、こういった使いかたも有効です。
アーティクルマーケティングを使うときの注意点
上手く使いこなせばかなり強力なマーケティングの手段ですが、
やりすぎは禁物です。
googleのリンクプログラムをみると
大々的にやってはいけないことが書かれています。
引用元:https://support.google.com/webmasters/answer/66356?hl=ja
仮にあなたが大規模なアーティクルマーケティングキャンペーンを
行なったとします。
たとえばソーシャルメディアやブログに
「この記事をあなたのブログで紹介してくれたら、
500円キャッシュバックしちゃいます。
ただしアンカーリンクに「〇〇〇〇」が入っているときのオファーです。」
など表示したとします。
するとそれを見た人は「500円ゲットできるの!やってみよ!」
といったノリでブログに紹介してくれたりTwitterで拡散してくれますから
大量の外部リンクが集まります。
この場合、あなたはコンテンツを拡散させるために投資しているので
広告費を支払っているのと同じですが、先ほど説明した通り
PPC広告に比べはるかにコスパが高いです。
外部リンクをたくさん獲得しているブログは
検索エンジンの評価も高くなるので検索で上位表示されます。
ただしこういった方法で外部リンクをたくさん保有しているサイトを
googleは好みません。
コンテンツの価値が評価されているので
リンクの数が多いというわけではないからです。
googleはユーザーにとって価値の高いコンテンツを最優先しているので、
PPC広告と同じ位置づけになっているブログが
外部リンクをたくさん所有することを禁止しています。
ですので大々的なアーティクルマーケティングキャンペーンは
おすすめではありませんし、
ぺナルティの対象になると思います。
大規模なものはタブーですが、
そうではないかぎり有効です。
アーティクルマーケティングの学び方
実際にアーティクルマーケティングのスキルを身に付けるなら、
情報商材やセミナーで学ぶよりも事例集などを
活用したほうがわかりやすいです。
ここにアーティクルマーケティングを仕掛けるときのポイントを
箇条書きにしています。
-
引用の条件としてサイトのURLとサイト名を必ず表記してもらうように書く
-
アンカーキーワードには指定したキーワードを入れてもらうようにする
最後に
アーティクルマーケティングをお願いするときは、
あなたのコンテンツが引用したいと思ってもらえる内容になっているように
心がけていきましょう。