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コピ―ライティング講座(基礎編)|QUEST FORMULA:読み手が行動したくなる文章の書き方とは




こんにちは、カプリです。



今回はコピーライティングのテクニックの一つ、
QUEST FORMURAについてご紹介します。



クエストフォーミュラはコピーを書くときの
ガイドになってきます。



クエストフォーミュラの流れに沿って
コピーをつくれば、高い反応がとれるようになるので
ぜひ自分のものにしていきましょう。



コピーは、クエスト・フォーミュラから
外れないように書いた方がいいですが
絶対にこうしなければならないと
いうことではありません。



それとフォーミュラの直訳は「公式」です。
でもこれって、数式みたいなニュアンスがありませんか。



数学の方程式みたいなものかなって、
思うんです。だから私の場合はピンときません。



「公式」という言い方ではなく、
「法則」とか「テクニック」とか
こういう言い方のほうが、合っていると思います。



なので「公式」でイメージしにくい場合は、
「クエストの法則」とか「クエストのテクニック」
にしたほうがわかりやすいかもしれません。



こんな風に考えるのは私だけかな?
とも思います。(笑)



ではクエストの説明に戻ります。
英単語の「Quest」には「探求・探索」
という意味があります。



ただし、クエスト・フォーミュラのクエストは
英単語のクエストではないです。



このクエスト(QUEST)は造語で、
次の英単語の頭文字を取って
こう呼ばれています。





この5つの英単語の頭文字でQUESTです。



ただ英単語の意味をそのまま覚えても
一体なんのこと?ってなるかと思います。



「QUEST」をどのように理解すればいいのか、
ここが重要です。



まずは「Qualify」から説明します。
Qualifyは「適任である」とか「資格がある」
という意味です。



例えばタイトルに「~の方法」
これはよく使われます。



「アクセスをアップさせる方法」「稼ぐ方法」
「1ヶ月に10キロ以上痩せる方法」「会話が上手になる方法」……



いろいろあると思います。



タイトルに方法が入っていると、
それを知りたい人は読んでいきます。



興味のあることは知りたくなりますよね。



これは間接的に「その問題を解決できます」とか
「そのやり方を知っています」とか
言っていることなります。



つまりあなたがその問題や悩みを解決するのに
適任だってことです。



こういう意味で「適任である」が一つ。



そしてもう一つ、資格があるについて説明します。



たとえばコピーのタイトルを「リバウンドしないダイエット法」
とした場合、この方法に興味のある人は読んでくれます。



「資格がある」という表現になるとわかりにくいですが、
条件に合致しているという意味です。
つまり、ターゲティングするってことになります。



タイトルに興味がある人は中身を知りたくなるし、
関心のない人は素通りするか途中で読むのをやめてしまいます。



本当に興味のある人だけが下まで読んでくれるので、
「資格がある」は条件にあっている人
という意味でターゲティングです。



たとえば
「なかなか痩せないということで悩んでいるならば、
この方法が使えます。」
というタイトルでメルマガを配信した場合、
この問題を抱えている読者は開封してくれます。



文章を読んで「これはいけるかも!」と思ってくれて、
かつ最後まで読み進めてくれた読者が
見込み客です。



この二つがクオリファイの具体的な意味です。



つぎにUnderstandを説明します。
これは「理解する」とか「気持ちがわかる」
という意味です。



相手の状態や状況をよく理解して
共感してもらえるようにしていきます。



良いコピーには
「わたしも成功する前は、全くだめでした。」とか
「あなたがどんな状態でも、
私と同じようになれるんです。」とか



「今のあなたには信じられないと思います。
でも昔の私はあなたと同じように
ネットで稼ぐなんて全く出来なかったんです。」
といったフレーズが多く使われています。



特に稼ぐ系の教材を購入する人の中には、
情報商材コレクターになっている人もいます。



何を買っても稼げない状況の人に
「実は私もあなたとおなじ商材コレクターだったんです。
なのであなたの気持ちがすごく分かります。」



「ただしノウハウを集めても稼げるようにはなりません。
ネットで稼ぐには、正しい方法を使わなければ
ダメなんです。」



「やみくもにやっても効果はないですが
正しく行えばいくらでも稼げるようになれるんです。」
と伝えた場合、読み手との距離を縮めることが出来ます。



人は同じような境遇であったり、痛みや悩み、
問題を抱えている人には、安心感を抱きます。



「全くダメだった私でも
この方法で稼げるようになったんです!」
と言われたら



「もしかしたら私でも、できるかもしれない!」
という気持ちになりませんか。



相手を理解して共感してもらい
信頼関係を構築するのが「Understand」です。



次にEducateは「教育する」という意味ですが
「紹介する」も含まれています。



ここでは
「悩み・問題を解決する商品はこちらです!」
といった相手が必要としているものを
紹介していきます。



それからその商品がなぜいいのか
その理由を伝えていきます。



また同じような問題を抱えている人がその悩み・問題・願望を
解消した「証拠、体験談、実績、商品の特徴」など
具体的に提示していきます。



ここは信用性の高い内容であればあるほど
相手との信頼関係は強くなります。



そうしたら次の段階が「Stimulate」です。
「Stimulate」には興奮させる、沸き立たせる、
刺激するといった意味があります。



ここではその商品を購入することで
相手の望みがかなうように想像してもらいます。



そのためには相手にベネフィットを伝えていきます。
そしてベネフィットは多ければ多いほどいいのですが
ここを勘違いしている人がけっこういます。



ベネフィットは、商品が優れているということではなく、
得になることです。



曖昧であればベネフィットを詳しく説明している
別記事をご覧ください。



⇒USPとベネフィットそしてフックについての記事を見る



それから希少性のあるものをアピールしたり、
特典・保証などをたくさんつけていきます。



特に特典は多ければ多いほど効果があります。



「欲しい」という気持ちを刺激して、
相手を興奮させていきます。



またカウントダウンを付けることもできます。



「残り48時間で終了します。」とか「100名様限定です。」
とか見たことがあると思います。(笑)



何とか自分のものにしたいという気持ちが
MAXまで高まるようにしていきます。



そうしたら次はTransitionです。
これには「移行する」とか「変遷する」
という意味がありますが、ここでは
「お申込みをするにはこちらをクリックして下さい。」
と相手に明言します。



ここはハッキリ伝えることが非常に重要です。
しっかり読者の願望をかなえるための行動を
促していきます。



それから押しが弱いかなということであれば、
出しているオファーを再度提示したり、
値段・特典・保証・追加の推薦文など
相手のベネフィットを重視して付け加えたりします。



Transitionでもっとも大事なことは
行動してもらうメッセージを明言することです。



「今すぐお申込みをして下さい」と
しっかり表示していきます。



以上が「QUEST」の基本的な流れです。



まとめると



「Q」Qualifyが完了したら「U」Understandに移り
「U」Understandが完了したら「E」Educateに移り
「E」Educateが完了したら「S」Stimulateに移り
「S」Stimulateが完了してようやくTransitionになります。



順番を間違えると反応が取れませんので、
慣れるまではこの順序でやってみて下さい。



これはサイトのランディングページで
使えるだけでなくメルマガでも使えます。



それと「Educate(教育する)」の部分ですが、
サイトならば抽象的な表現でも
ある程度は使えます。



しかしメルマガの場合は、より具体的にした方が
反応が高いです。



とくにあなただけの経験とか、
何かしらの気づきとか
そういったことが書かれていると
読者さんは読んでくれます。



また「QUEST」はコピーライティングをする上で
基本の型です。



あなたのファンを増やしていくためのガイドですが
このとおりに書かなければならないということではありません。



なのであくまで基準として考えて下さい。



始めはこの流れにそったコピーを作って、
反応が取れるようになったら、あなたのオリジナルを
作っていくといいのではないかなと思います。



それでは最後までお読み頂いてありがとうございました。