キーワードプランナーの代わりに無料で使うことができる素晴らしいツールを見つけたのでご紹介したいと思います。このツールなら、月間平均検索ボリュームがしっかり分かります。
キーワード分析ツールの中でも、キーワードプランナーは検索ボリューム、平均クリック単価、競合性といったデータを無料で入手できることから、人気の高いツールではなかったのかと思います。
しかし、仕様が変更されたことから、以前と同様のデータを同じ条件で取得することは出来なくなってしまいました。ですので少し残念です。ただ、吉報があります。ほぼ同様のデータを無料しかも無制限に取得できるツールがあります。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)というツールで、有料のツールと比べても引けを取りません。使い方さえわかれば、かなり便利ですから参考にしてみて下さい。
このページの目次
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)からわかること
ウーバーサジェストでは、月間検索ボリューム、クリック単価、競合性といったデータをグラフで調べることが出来ます。まさに、キーワードプランナーの代わりともいえる、素晴らしいツールです。
ただ、サイトが新しいためか、日本語を選択することが出来なかったり、グラフが表示されなかったりすることもあります。しかし、何度かボタンをクリックすると機能します。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)の使い方
使い方はとても簡単です。また、どういった使い方が正しいということはないと思いますが、一つの方法を説明します。まずは、サイトを開いて下さい。
上の画面では「English/Unit…」をクリックしても日本語が表示されないようになっているので、「English/Unit…」はそのままにします。「Enter in a Keyword or phrase」にキーワードを入力してから「Look up」をクリックします。たとえば、キーワードを「ワイン」としてみます。
するとこういった画面が出てきます。
画面を下にスクロールして下さい。すると、ワインの関連キーワードが出てきます。
画面の一番下に行って下さい。「English/Unit…」になっているところをクリックすると、先ほどは表示されていなかった、「Japanese/Japan」が表示されていると思います。ここをクリックします。
「English/Unit…」にしていると、分析結果に違いがでてくるかと思い、一応日本語に変更します。ただ実際には「English/Unit…」のときと違いはないので、この必要はないのかもしれません。
言語を日本語に替えたら、画面を上にスクロールして下さい。画面左側にkeyword Suggestionsがあります。ウーバーサジェストで使用しているデータベースはgoogleキーワードプランナーとgoogleサジェストです。
これらのどちらか一つ、もしくは両方にチェックマークを入れて「Filter Result」にもう一度「ワイン」と入れてから「Go」をクリックして下さい。
「ワイン」の関連キーワードが271個でてきました。ここで、データを取得したいキーワードを選択します。また、すべて表示させたい場合は「KEYWORD」を選択してくだい。
「LOOK UP」をクリックします。
すると「Volume」「CPC」「COMPETITION」が表示されます。
画面を下にスクロールします。データが表示されないものもありますが、946個の関連キーワードが表示されました。
たとえば、カーソルを「amazon ワイン」のグラフマークに当てると、1年間の月間検索ボリュームを調べることが出来ます。
CPC(広告単価)のグラフマークにカーソルを当てると月間クリック数がわかります。ただ、日本円の表記になっていますが、円にはこういった単位はないですよね。なのでこれは、USDと考えたほうが良いと思います。(¥0.48の場合、$0.48のことになる)
キーワードを保存するには、それぞれにチェックを入れるか、一番上の「KEYWORD」をクリックして関連キーワードの全部を選択します。
画面の一番下までスクロールして「SELECT ALL」をクリックすることもできます。
「EXPORT TO CSV」をクリックします。
すると「ubersuggest_ワイン.CVSファイル」をダウンロードすることができます。
ファイルを開くとデータが入っています。
日本語のデータが不足していることも考えられますが、これならキーワードプランナーの代わりに利用できるかと思います。活用してみて下さい。
SEO Analyzerの使い方
NEIL PATELのサイトには、他にも便利なツールがついているので紹介したいと思います。画面の右上の「Tool」にカーソルをあてるとSEO Analyzerがあります。
ここでは、サイトのスピードやSEOの評価といったデータを取得することが出来ます。サイトのスピードを測定するには、googleが提供しているpagespeed/insightsやgtmetrixといったツールがありますが、NEIL PATELが提供しているSEO Analyzerも優れています。
いくつかのツールを合わせて活用することで、より正確なデータを得ることが出来ると思います。では、使い方について説明します。まずは分析したいURLを入力してから「ANALYZE WEBSITE」をクリックします。
ここでは、比較したいサイトなどを追加することができます。特にない場合は、「ANALYZE」をクリックします。
画面を下にスクロールして下さい。ここで、ページSEOのレベルとページスピードのスコアを確認できます。
画面をスクロールするとSEOレベルを高めるための改善策が優先度の高い順番で表示されています。
画面をまた下にスクロールすると、表示速度、サイズ、応答分析を確認することができます。
サイトのスピードを改善するための対策も確認することが出来ます。
分かりやすい分析だと思いますが、まだ日本語対応になっていないので残念です。また、こちらのツールの分析結果は正しく表示されないこともあります。たとえば、エラー表示になることもあるので、時間をおいて何回かテストしてみると良いのではないかと思います。
A/B Testing Calculator
A/B Testing Calculatorの機能では、アクセス数を増やすための対策を調べることができます。ブログタイトルの適切な付け方やブログ全体のターゲットキーワードも把握することができるのですごく便利です。
まずは「Grow your website traffi」に調べたいプログのURLを入力して「Analyze」をクリックします。
すると、自然検索されたときに上位表示させる対策がでてきます。
Neilpanel.comが提供しているツールはGoogle Page Speedとも連携されているので、活用してみて下さい。また、Google Page Speedでは、外部リンクのスピードもサイトの評価の対象になっています。
この結果、外部リンクがブログの評価に影響していることもあります。ですので、FacebookやTwitterと連携している場合は、ソーシャルメディアのリンクをブログから外す設定で、サイトの速度を測定した方が良いと思います。
くわしい方法は、こちらの記事で紹介していますので参考にしてみて下さい。
⇒PageSpeed Insightsで外部のリソースを削除する方法