こんにちは、カプリです。
外部リンクは検索エンジンから良い効果を得るために効果的です。ですが、業者経由で購入したものや自作自演のリンクでは、逆効果になります。なので絶対に使わないで下さい。


今回は、検索エンジンに好かれる外部リンクの集め方(前編)に続き、外部リンクの中で最も評価が高い自然リンクの集め方を紹介します。


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Photo by Carl Heyerdahl on Unsplash






別ドメインで特化型サイトを作る

マイクロサイトと呼ばれている外部リンク対策をご存知ですか。


現在運営しているサイトとはまったく別のドメインでメインサイトに関連したサイトやブログを作成し、そこからリンクを貼るという方法です。


外部リンクを貼るためのサイトですが、これも徐々に育ってきます。なので外部リンクを獲得するためのサイトとはいえ、しっかりしたサイトを作ってみて下さい。


どういったサイトが適しているかといえば、特定の話題を掘り下げた濃いサイトがおすすめです。中でも二ッチ分野が特に良いのではないかなと思います。


というのは、特定の領域のユーザーにのみ支持されるサイトは、リンクされやすい傾向があるのです。二ッチ分野は、ユーザーの検索ワードと適合している可能性が非常に高く検索で表示された場合、クリック率も高いです。


たとえば、化粧品を販売するオンラインサイトを運営していたとします。この場合、美容、美しさ、若さなどが関連してきます。そこで、美しさの中でシミとシワの除去に的を絞り、しかも顔をマッサージして改善していくというブログを作るとします。(ここはいろいろ意見があると思うので、個人的な感覚です。)


特定のユーザーだけを対象にしたブログを作成するとそこにはコミュニティが生まれますからコンテンツがシェアされやすくなります。


二ッチ分野のブログを作成したら、記事中やフッターにメインブログのリンクを貼ります。こうすれば、自然リンクを獲得するチャンスを自動で増やせます。とはいっても、内容が乏しいブログでは意味がないので、ここは注意が必要です。


RSSフィードを利用する

RSSフィードは、ブログやサイトの最新情報をいつでも簡単に入手できる方法です。ちなみにフィードは別の用途でも使われており、RSSフィードではき出されたコンテンツを混ぜ合わせて新たなコンテンツを作成している人もいます。


なのでRSSフィードはRSSリーダーでユーザーに読まれる以外にも、何人もの人によって加工されウェブ上で公開されているケースが多いです。


RSSフィードもリンクが表記されたファイルなので、ウェブ上に公開されるとリンクとして認識されます。良いコンテンツを配信していけば、他のサイトやブログで利用されるようになりますから、RSSフィードは使っていきましょう。


ソーシャルメディアがこれだけ普及していますので、これからもRSSフィードを取得・加工するサイトは増加していくと思います。


ちなみにRSSフィードの設定ですが、ワードプレスを使用している方は、プラグインをインストールして有効化すれば簡単に利用できます。また、私が利用している賢威テンプレートなら、さらに簡単に設定できるのでその方法を説明します。

賢威テンプレートでRSSフィードを設定する

まずは管理画面の「設定」から「表示設定」をクリックします。

setting

画面中央に「RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数」がありますから、ここに任意の数字を入力します。

RSS-setting

最後に「変更を保存」をクリックすれば、これでRSSフィードの設定は完了です。

save

無料のツールを配信する

無料ツールなど、利用価値があるものを紹介できれば、かなり効率よく自然リンクが獲得できます。無料という言葉に人は弱いですから、自動的にそのURLは拡散されていくわけです。


なので、外部リンクを対価としたツールの無料提供は積極的に行われています。つまり何かを無料で提供できる場合は、外部リンクを簡単に獲得できます。(ただし、そのオファーが魅力的なものである場合です。)


ただし、自分のサイトで無料ツールが付いているURLを紹介するならば、少し注意が必要です。というのは、かなり高い確率で隠しリンクを設置しているサイトがあるからです。


「何気なく、興味のあるリンクをクリックしたら、なぜかアダルトサイトに飛んでいた!」といった経験はないでしょうか。


表示内容と異なるリンクを貼ることはぺナルティの対象になり、スパムと判断されることになります。しかし、こういったサイトは後を絶ちません。


ですので、もし自分のブログにURLを貼り付けて無料ツールを紹介するときは、隠しリンクが埋め込まれていないか確認が必要になってきます。


知らずに隠しリンクを含んだリンクをブログに貼り付けていると、知らないうちにスパンに加担していたということになり、Googleからぺナルティを受けることになりかねません。


無料オファーには何かしらの理由があるはずですから、ここは本当に気を付けていきましょう。でも、隠しリンクは隠れていますから、表面上はわかりません。ですがとても簡単にどんなリンクが貼られているのか調べることが出来るのでご紹介します。

隠しリンクの見つけ方

まず、ブログに貼り付けるURL(たとえば、無料ツールを配布しているページ)を開いたら、画面をクリックして「ページのソースを表示」をクリックします。

source-code

すると、ソースコードが表示されますので、そこにwindowsなら「Ctrl」+「F」で検索を表示します。Macは検索の表示があるので、そこに「http」と入力してエンターキーを押します。

source-code-search

こうすれば、そのページに含まれるURLの全てを確認することができます。なので不信なURLが含まれていないか確認して下さい。ちなみによく見られるのは、出会い系、アダルト、金融系サイトです。


ソーシャルサービスを利用する

ソーシャルネットワークのサービスは、自然リンクを取得できるだけでなく、ここから直接アクセス数を集めることもできるのでぜひ使っていきましょう。


なかでも「ツイッター」「はて部」「Facebook」はおすすめです。外部リンクを取得していく方法はいくつかありますが、ソーシャルからの自然リンクが最も威力を発揮する強力なリンクになります。


たとえば、はて部の最近のエントリーを見てみると……下のように、いま注目されているページを見ることが出来ます。

hatebu

ブックマーク登録数が増えれば、ブログのファンになってもらえる確率は高いですし、ブロガ-の中には、記事についてのコメントや意見をメインで書いている人もいます。通常、該当するページにリンクを貼るのが一般的ですから、自然リンク(バックリンク)が増えていきます。


相互リンクで外部リンクを取得した場合、アリゴリズムの仕様が変わった時などにアクセス数や表示順位が激変してしまうことがありますが、自然リンクならば、そうしたことで影響を受けることがほとんどないので、安心して獲得することができます。


ちなみに相互リンクの集め方については「検索エンジンに好かれる外部リンクの集め方(後編)」で詳しく説明していますので参考にされてみて下さい。

ブックマーク登録ボタンを設置する

ブックマークボタンを設置したら自然リンクが必ず増えるのかというとそうとも限りません。ただしそのチャンスを増やすための工夫はしたほうがいいです。


ブックマークボタンがクリックされると、ユーザーのブックマークに登録されるので、ブログを訪問してもらえる機会が高まります。なのでページの上か下、もしくは両方に設置していきましょう。


それから、ブックマークの登録者数が一定以上に達すると、人気エントリーで紹介されます。そのため、自分でいくつもアカウントを獲得して、ひたすら登録する人がいます。


しかし、これは全く役に立ちません。ここで生成されるリンクにはnofollow属性が与えられているため検索エンジンはそのリンクを認識しませんし、こうした行為が見つかれば、アカウントは削除されることになります。


また、エントリーされることがあっても、内容が伴わなければやはり拡散されません。つまりこれは、無駄な行為になります。なので全くおすすめしていません。


以上が検索エンジンに好かれる外部リンクの集め方の説明です。それでは最後までお読み頂いてありがとうございました。