install

サイトのページには、動的ページと静的ページがありますが、WordPressで作成しているブログやECサイトは動的ページです。以前なら動的ページは静的ページに比べSEO的に不利などと言われていました。


しかし今は、そんなことはないというのが一般的な見方です。実はSEOの優位性という点では、動的ページが静的ページに劣るということはありません。ですのでサイトを静的ページに見せるプラグインは必要がないように考えられます。


しかし、場合によって動的ページを静的ページに見えるようにした方が良いときもあるのです。


当記事では動的ページと静的ページの違いとサイトを静的ページに見せるプラグインをご紹介します。



静的ページとは

静的ページはいつ読み込まれても、同じデータを表示するページのことです。静的ページは、何度読み込まれても同じ結果が出てくるので検索エンジンがチェックしやすいページです。また、静的ページのurlには、アンパーサンド「&」やクエスチョンマーク「?」が含まれていません。


動的ページとは

静的ページとは反対に、表示されるたびに内容がことなるのが動的ページです。たとえば、アマゾンでログインした場合、表示される商品や広告表示は、それぞれのユーザーによって異なっています。


このようなページは、リロードされるたびに作られています。ページがリロードされるとその都度データベースからデータが読み込まれページは出来上がるのでデータが常に動いている状態です。


動的ページのメリットは、広告や最新のコンテンツを表示できること、ユーザーに特化したページを表示できること、ショッピングカートなどを設置できることなど静的ページに比べ利用できる範囲が広いと言えます。


しかしその一方、データーが頻繁に動いていますからセキュリティ面で安全というわけではありません。


また、動的ページで作られているワードプレスは、アクセスが大量に集まるとサーバーに負荷がかかるので表示されるまで時間がかかったり、ダウンしたりします。


サーバーへの負担を分散する対策が十分にとられている場合、どちらのページでも問題はありませんが、このようなことから静的ページのように見せることはメリットになるのです。


そこで、サイトを静的ページに見せるプラグイン「.html in url」をインストールして有効化し固定ページを静的ページに見せるようにしていきましょう。


「.html in url」のインストールと有効化

まずは管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。

new-plugin

キーワードに「.html in url」と入力すると表示されるので「今すぐインストール」をクリックします。

install

「有効化」をクリックします。

activate

これですべての固定ページの末尾に「.html」が付加されます。また「.html」はとてもシンプルです。細かい設定などはありませんので、固定ページを表示して「.html」が表示されているか確認していきましょう。