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ブログやサイトに広告を設置するには、登録したASPから広告タグを入手してブログやサイトに貼り付けなければなりません。今回はその方法をご紹介します。


広告タグを貼り付けるというのは、アドセンスも含め、すべてのASPで行う共通した作業になります。ここではA8ネットから広告タグを入手して自分のサイトに貼り付ける方法を解説します。


ちなみにASPは競争の激しい業界でつぎつぎに新しいものが現れそして力のない企業は消えていきます。yahooもかつてはアフィリエイトサービスを行なっていましたが、すでにこの事業からは撤退してしまいました。


ASPを選ぶときは、継続年数が長く広告主、アフィリエイターのどちらの会員数も多いASPを選ぶべきです。利用者が少ないASPの場合、事業が終了してしまうこともおおいに考えられます。この場合、広告タグは無効になりますから成約につながるチャンスを見逃すことになります。


ですので、ASPの選定には注意を払うべきです。ASPに関する記事は「ASP登録とその選び方」という記事を参考にして下さい。


今回はA8.netから広告タグを取得する方法を解説しますが、「ASPから広告タグを取得してブログの記事内やサイドバーなど任意の場所に貼り付ける」という作業はどのASPでも共通した作業のため、A8.net以外のASPから広告タグを取得する場合でも、この解説を参考にして頂ければ、広告を設置できると思います。


また貼り付け方の説明にはワードプレスを使っていますが、無料ブログに貼り付ける場合も基本的に同じです。


広告タグを取得する

A8.netにログインしたら、メニューバーにある「プログラム検索」から「プログラム検索」をクリックします。


search-program

キーワードを検索する画面が出てくるのでここにキーワードを入力するかその下のカテゴリーをクリックします。すでに扱いたい商品が決まっている場合は、キーワードを入力すればいいですが、そうでなければカテゴリーをクリックしてどんな商品が扱われているのか見ていきましょう。


program-search

紹介したい商品が決まったら、提携ボタンをクリックして広告主に提携を申請します。即時提携してもらえる広告主と時間のかかる広告主がありますが、申請が受理されると「プログラム一覧」に表示されるようになります。


今回は「楽天のでんき」の広告タグを取得したいと思うので、この「広告リンク」をクリックします。


advertizment-link

画面右側に表示されているクリック率とEPCの意味を説明します。クリック率は広告タグがクリックされる割合のことで、設置した広告がどのくらいの割合でユーザーにクリックされるかの目安になります。


またEPCとは、確定の有無を問わずその広告タグから発生した報酬の合計を広告タグがクリックされた回数で割った値で、どの広告タグが広告として効果があるかを表す指標の一つです。


rakuten-epc

ですのでどちらも数値が高いものを選んでいきましょう。しかしこの数値が高くてもクリック率が悪い場合は、設置している場所を変更するかほかの広告タグを使用して下さい。


ほとんどの広告主は、テキストタイプと画像(バナー)タイプの両方を用意していますので用途によって使い分けができます。サイドバーに設置するなら「300X250」のサイズが見やすいと思います。


「通常の広告リンク」を取得する場合は、このまま「素材をコピーする」をクリックします。すると広告タグが選択されるのでこのままワードプレスに貼り付けます。


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A8.netではAMP対応の広告タグも取得できます。AMPとはモバイル端末でウェブページを高速表示するためのフレームワークのことを指します。「お使いのテンプレートがAMP対応になっている場合」は、AMP対応リンクをクリックしたのち「素材をコピーする」をクリックしてください。


ではコピーした広告タグをワードプレスに設置していきましょう。広告がクリックされやすい場所は、ユーザーの使用している媒体によって違ってきます。スマホユーザーが多いサイトでは記事中と記事下が比較的クリックされやすいですし、パソコンユーザーが多いサイトでは、この2つに加えサイドバーも効果的かなと思います。


サイドバーに広告タグを設置する

まずはサイドバーにコピーした広告タグを設置していきます。ワードプレス管理画面の外観から「ウィジェット」をクリックします。


widget

私が使用しているのは賢威というテンプレートです。ウィジェットは使っているテンプレートによって機能が若干異なりますので、お使いのテンプレートに合わせて設置して下さい。


ここにある「カスタムHTML」をドラッグ&ドロップで「サブコンテンツ」に追加します。


custam-html

すると内容が表示されるので、タイトルに「楽天のでんき」といれてコピーした広告コードを貼り付けます。そして「保存」をクリックします。


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すると「完了」のボタンが表示されますが、altの属性が空白になっていると思います。altの属性はSEO対策上しっかり記入したほうがいいので「alt=””」のところを「alt=”楽天のでんき”」に変更して下さい。このタグにはaltの属性が2個所あるのでどちらにも「楽天のでんき」と入れていきましょう。最後に「保存」をクリックして「完了」をクリックします。


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確認のためにサイトを表示させて「楽天のでんき」広告が表示されているかどうかチェックしておきましょう。


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広告タグをワードプレスに登録する

賢威テンプレートを使用している場合は、よく使用する広告タグを共通コンテンツに登録しておくと便利です。ここに登録しておけば、編集画面にボタンが表示されますから、毎回毎回ASPから広告タグを取得する必要がありません。


広告タグを変更する場合でも共通コンテンツに登録した広告タグを編集すればすべての記事に反映されます。使用しなくなった広告タグも同様、共通コンテンツから削除すればすべての記事から削除できます。


まずは管理画面の「共通コンテンツ」から「新規追加」をクリックします。


add-new-contents

タイトルは投稿ページに表示されるボタンの名前になるので出来るだけ短くして下さい。ここでは「楽電」として広告タグを貼り付けます。


common-contents-edit-screen

画面下に投稿用ページのボタン表示がありますから「表示する」にしてから「保存する」をクリックします。


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「投稿」から「新規追加」をクリックします。


new-post

「楽電」のボタンがあると思います。


add-new-button

以上がブログにASPの広告タグを貼り付ける方法です。