こんにちは、カプリです。
今回は「なぜ?」の疑問を攻略して
反応を取る攻略法をご紹介します。
コピーを書くときに重要になるのが
読み手の疑問に対する理由付けです。
読者さんがコピーを読んでいるとあなたの主張に対して
何かしらの疑問を抱くことがあると思います。
疑問がないか確認するには、誰かに読んでもらい
そう感じるところがないか聞いてみるといいです。
複数の人に読んでもらえるならば、同じところで
疑問を抱いていることもあるはずです。
たとえば、
「コピーライティングはもう使えない」
という主張をしたとしましょう。(笑)
するとそれを読んだ読者の中には
無意識に「なぜなんだろう?」といった
疑問を抱く人が出てきます。
特に個人の主張に疑問を抱く人は多いです。
なので主張したことに対して、
相手が納得できるように説得する必要があります。
ここが抽象的で曖昧になっていると
相手を納得させることはできません。
相手に「yes」と言ってもらうには、
裏付けになるものを準備して下さい。
読み手に納得してもらうには、
その理由・証拠を提示することです。
たとえば、30代、40代に向けて
メルマガを発行するとします。
タイトルを
「あなたの老後には経済的な困難が待っています。
それを回避するには……」とした場合
あなたの主張は
「老後に経済的な困難が待っている」になるので、
なぜなのか、その理由をしっかり入れていきます。
たとえば国税庁が公表している資料に
「民間給与実態統計調査」があります。
そこでこの調査から明らかになっている
具体的な数字であなたの主張を説明します。
この調査の平成29年9月の報告書には
1年を通じて勤務した給与所得者の給与が
載っています。
全体の平均給与は432万円で、
男性の平均は532万円、女性は287万円です。
約10年前に作成された同じ報告書と比較してみると
平成20年9月版では、全体の平均給与は430万円で
男性の平均は533万円、女性は271万円です。
なので全体的には2万円、男性は平均で1万円、
女性は16万円増えています。
金額を見ると男性の給与はほとんど伸びていません。
その一方、女性の平均給与は大幅に伸びていますが、
ただし男性に比べて給与自体が明らかに低いです。
では、どうして経済的困難に陥るのか?
それは消費税です。
生活していくには、購入が必要です。
そして何かを購入すれば、必ず消費税が発生します。
例えば、年間に300万の買い物を
するとしますね。
平成20年の時点では、5%が消費税ですから
合計支出額は年間で315万円です。
しかし平成29年の消費税は8%になっています。
なので合計支出額は年間で324万円です。
ということは同じ買い物をしていても
出費が9万円増えています。
そして消費税は10%になる予定ですから、
そうなれば合計支出額は330万円になります。
これを平成20年と比べるなら出費は年間で
15万円増加します。
それから日本は「高齢化社会」ではありません。
「超高齢化社会」です。
高齢化社会とは、65歳以上の人口の割合が
全人口の7%をこえた社会のことです。
これに対し超高齢化社会は、65歳以上の人口の割合が
全人口の21%を超えた社会のことになります。
そして総務省の統計によると平成29年における
その割合は27.7%です。
ということは、おおよそ3人に1人が65才以上
になっています。
高齢者を支えるには、お金が必要ですから
消費税はもっと高くなるはずです。(笑)
生活の質を上げないとしても
出費はどんどん膨らむことになっています。
なので収入を増やしていかないと
これまでの生活を維持できません。
それどころか経済的困難に陥る可能性が高いです。……
といったように相手が納得できる具体的な理由と
根拠を提示していきます。
それと、この例のようにデータといった
利用できる数字があるならば、しっかり表示した方がいいです。
ただ単に、所得が減少していますと伝えるよりも
「所得は〇〇万円から〇〇万円に減少しています」としたり、
「高齢者の人口は〇〇万人から〇〇万人に増加しました」
といった方がいったいどのくらいなのか
はっきり分かるからです。
事実に基づいた内容で具体的であればあるほど
読者さんは信用してくれます。
「なぜ?」はいくらでも出てきます。
そして相手を説得するには、この疑問を解消するための
理由・根拠を説明することです。
疑問は裏付けのある理由と根拠を示して
解決していきましょう。
読者さんが納得できるような裏付けを
しっかり提示して下さい。
以上が「なぜ?」の疑問を攻略する方法です。
それでは、最後までお読み頂いてありがとうございました。