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株初心者の勉強会|ヤフーを使ってポートフォリオを作る方法

株の勉強をするときに便利なのがポートフォリオです。でも、初めてつくるとなるとどうすればいいのか戸惑いますよね。そこでYahoo!ファイナンスJAPANを使って実際にポートフォリオを作成してみます。




ポートフォリオを作る目的のひとつは、リスクを分散させることです。そのときの状況によって、上昇する傾向が高くなる業種や逆に下落する傾向が高くなる業種もあります。


資産を分散しておけば、仮にひとつの銘柄が急落しても大きな損失にはなりませんね。分散投資はリスクヘッジになります。


また、そのときの状況によって、株価が上昇する傾向が高くなる業種と逆に下落する傾向が高くなる業種があります。業種別にポートフォリオを作成した場合、その動向もひと目で分かりますね。


それと、気になる銘柄を見つけたときも、ブックマークするときの感覚で利用できます。ではさっそく、ポートフォリオを作ってみます。


Yahoo!ファイナンスJAPANを利用しよう!

Yahoo!ファイナンスJAPANにはポートフォリオ機能がついています。カンタンに作れるので、利用してみるといいと思います。


ヤフーファイナンスでポートフォリオを作るには、YahooIDが必要です。まだ保有していないときは、始めに作成してくださいね。


まずは、Yahoo!ファイナンスJAPANのトップ画面を開き、画面の一番下までいきます。画像のように「快適な銘柄管理ポートフォリオ」があるので、こちらをクリックします。





するとこの画面に飛びますので、ポートフォリオの作成をクリックします。


この画面でポートフォリオ名を入力します。

ポートフォリオの名前はそこに何が入っているのかすぐにわかるものを選ぶといいと思います。


ポートフォリオを作成するときの注意点

ポートフォリオを利用するのは、気になる銘柄の管理が簡単になることと、リスクヘッジがしやすくなることでしたね。


ブログの前頭でもふれたとおり、業種別にポートフォリオを作成しておくと、例えば、円高に強い業種と弱い業種がわかりやすくなります。


こうすれば、円高につよい業種と弱い業種を組み合わせたり、為替に連動する業種としない業種を組み合わせたりして、リスクヘッジができますね。


それからポートフォリオをつくる際に、気をつけたいのは出来高です。


出来高を伴わない銘柄の場合は取引が成立しないこともあるので、平均して出来高が多い企業を選んだ方がよいと思います。この条件をみたしているのは、日経平均株価かJPX日経インデックス400のどちらかになります。


東証一部の銘柄のほうが安定していると思いますが、他の市場から選ぶ場合でも、出来高はしっかり見たほうがいいです。


もし、どの銘柄を選べばいいのか迷ったときは、ポートフォリオを作る時のポイントという記事を参考にして下さい。





業種別のポートフォリオを作成する

今回は自動車株、建設株、食品株、鉄鋼株から作成してみましょう。

自動車株のポートフォリオ

ポートフォリオ名は、パットみてもすぐにわかる名前を選びましょう。ここでは自動車株のポートフォリオ名を「自動車関連」としてみます。

そこで「自動車関連」と記入して「次へ」をクリックします。



ここで銘柄を登録します。どの銘柄を選べばいいのかわからない場合は、東洋経済が出版している会社四季報を参考にするといいと思います。4000近くある上場企業の情報が網羅されているので、すごく役に立ちます。


2017年11月現在の時点で、日経平均株価とJPX日経インディクス400に採用されている銘柄はこちらになります。


一つのポートフォリオには最高50銘柄まで登録できますが、上の銘柄を一括登録で画面のように入力し、「ポートフォリオに登録」をクリックします。


次にこの画面がでてくると思います。ここでは、項目をドラッグアンドドロップして表示の順番を変更したり、保有数、購入価格、備考欄など記載したいことが記入できます。そこで、銘柄を時価総額の順番で入れ替えてみます。




ポートフォリオを表示したときのデザインを(株価ボード・詳細・気配値・基本情報・今日の値動き・経済指標・パフォーマンス)の中から選び完了をクリックします。



そうするとこのように各銘柄が表示されるので、この業種の傾向がひと目で確認できます。




次に日経平均株価をこのポートフォリオに追加してみましょう。損益表の左下にある、「ポートフォリオを編集」をクリックします。



「次へ」をクリックし、日経平均株価と記入して追加をクリックし、ドラッグアンドドロップで一番上までもってきたら、また「次へ」をクリックします。




ステップ3でオプションを選ぶか完了をクリックすれば、日経平均株価の動きと自動車銘柄の株の動きを簡単に比較することが出来ます。


自動車株は円安と海外需要が拡大するときメリットを受ける業種です。そのため日経平均の動きと同じように為替の変動もチェックする必要があります。

では、自動車株と同じように建設株、食品株、鉄鋼株のポートフォリオも作成してみます。





建設株のポートフォリオ


建設関連の銘柄は、国内需要に連動して動く傾向にあり、国内の景気が良いと上昇する可能性が高くなります。

食品株のポートフォリオ



食品関連の銘柄はディフェンシブ株と言われ日経平均株価の動きに連動しないことで知られています。景気が停滞した時などに資金が流れる業種です。

鉄鋼株のポートフォリオ


鉄鋼関連の銘柄は景気の動向に対して敏感に反応する傾向が高く、日経平均株価の動きに連動して動く業種になります。


このように業種別のポートフォリオを作成すると、日経平均と連動する業種や為替に左右される業種、内需・外需の拡大にともない株価が動く業種など、それぞれの傾向がわかると思います。


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